2010年07月30日

淡々と進んでいく業務。

 毎日があっという間に過ぎて、「あっという間に一週間過ぎちゃった~・・・どうしよう。」という感じの月末を迎えています。今日は夕刻から、くしぶち万里衆院議員の国政報告会があったので参加しましたが、「政策と政治は違う。政治家はちゃんと政治をやらなければいけない。」という力強い発言に、最もだと感じながらも、でも・・・「ちゃんとやる政治って何だろう?」って考えさせられて、まだずっと考えているところです。

 今日は図書館にヒアリング。現状を伺ってきました。というのも6月定例会以降、唐木田図書館の業務一部民間委託化に対し、市長のストップがかかった状況でしたので、「うーん、今はどうなっているの?」ということ。それから、私や民主党TAMAとして求めてきた「多摩市の図書館」としての方針やら、図書館の人材育成方針やら・・・それがどこまで進んでいるのかを尋ねたかったから。全部にせよ一部にせよ・・・業務を民間委託化していく時に必要なことは、しっかりしたビジョンやらポリシーやらを民間事業者に示していくこと。今まではゴッソリとその部分を意識しながらも、日常業務に追われていて整理しきれなかった問題を、ここに来てようやっと再構築できるかもとの期待をしてきた私です。


 でも、どうやら、市長交替に伴う情勢変化の中で、再構築の取り組みが宙ぶらりん状態になっている模様。これって別に民間委託するとかしないに関わらず大事なことだから、宙ぶらりんにしないで取り組んでほしいと伝えてきました。


 というわけで、多摩市の図書館ですが、本館では多摩ニュータウン資料の展示を行っています。東京都新都市建設公社、UR都市機構などの協力により、図書館が今までに集めた資料なんだそうです。こういう貴重な資料が存在する・・・・これこそが多摩市立図書館!という気がしてなりません。多摩ニュータウンの資料をしっかりと集めて保存する。そして後世にも使える情報として蓄積をする。多摩市立図書館ならではの特徴ですし、そうしていくべきだと私は考えています。
 たぶん、図書館の方でもそう考えているはずなので、新たな図書館開館をめぐって民間委託するかどうかで方針決定がなかなか下りないことへの焦燥感もありながら、その一方で淡々と業務を進めているんだなあと感じた次第です。現場は現場。市民のためにいかなるときも手抜きをせずに前向きに!


 多摩ニュータウンの企画展示と言えば、パルテノン多摩にもぜひ注目。「街路樹の街・多摩」。これもまた多摩市ならでは!の視点。時間があるときに足を運んでみたいと思います。

 雨上がり、また蒸し暑くなってきました。明日からも猛暑続きなのでしょうか?眼に紫外線の恐怖・・・とばかりにサングラスを着用することにしました。

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2010年07月23日

地域とつながる拠点に向けて

 昨日に引き続いて最初は・・・ネコ話題。やっぱり、昼下がりも・・・・親子がいました。小さなネコ・・・チョロチョロしていました。昨日のキャットフードの空き缶その他通行人の差入れの空ケースなどが散乱していました。まだ生きています。


 今日はPONTEがオープンしました。そう広くはない店内ですので、物珍しさに誘われた買い物客が立ち寄り、レジはあっというまに列ができていました。慣れないレジ打ち・・・おしゃれな店員さんたちも必死に対応をしていました。「お待たせしていてすみません。」という言葉を何度も何度も聞きながら・・・ようやく私もレジで商品をいただくことができました。お客さんが落ち着いたならいいのですが、こう暑いと・・・列を作って並ぶお客さんも少々イライラしていました。・・・本当に暑いです。
 顔の見える野菜・・・地産地消ではありませんが、生産者の顔を見せていこうとするのはどこのスーパーマーケットでも取り組みが進んでいることなのかなって思います。ここの「生産者」の顔は他とは違うよ~・・・・コテコテ地元の多摩市!ということをもっともっとアピールできたらなって思います。地域を応援する市民を広げて欲しいという思いでした。


 というわけで、私はまさに顔の見える野菜をいただきました。なすとかぼちゃ。少人数家族なので今日はこの2品で。この・・なすとかぼちゃなんですが、「あのおじさん」の畑で収穫されたものというのがわかるので、私にとっては「顔の見えすぎる野菜」というか、他のスーパーマーケットで「顔見え野菜」を買う感覚とはちょっと違います。ちなみに、元職員さんの畑で収穫されたもの。名前が書いてあるので、それをちゃんとチェックしてから商品を選びました。いただくのが楽しみです。なすは焼きナスで、かぼちゃは・・・単にふかすだけで味わいたいと思います。


 店名の「PONTE」は「イタリア語で「橋」「架け橋」「橋渡し」「つなぐもの」などを表す名詞とのことです。色んな架け橋になってくれたらいいなあという思いを込めてのネーミング。ぴったりだと思います。ここから始まる地域発信!ということで、期待したいと思います。まずはPONTEを知ってもらうことからかもしれませんが、立地的には恵まれているので、ファンを増やすということが必要ですね。行政でもできない発想を運営主体になっているNPOに期待しているとの話を伺っているので、まさに私も見守りたいと思っています!ぜひ、多くの方にお立ち寄りいただきたく。

 今日は仙台市からの視察対応もしたのでその話を少し。来られたのは民主党の会派の方々でしたので、まさにアットホームな感じでした。仙台市と言えば政令指定都市ですし、ある意味で多摩市との規模の違いもありますし、仮に仙台市で議会基本条例の制定をするのであれば制度設計は多摩市のものとは異なっていくのだと感じています。やっぱり、多摩市の場合には自治体としての規模やらが大きすぎず小さすぎず程よいのかかもしれませんね。もちろん課題はたくさんありますが、仙台市の規模で議会基本条例をつくるイメージはなかなk持てないですね。先方のみなさまはさいたま市にも行かれたようですが、そちらの方が参考になるのではないかななんて思いながら、対応を終了しました。なかなか勉強熱心な会派のみなさんだという印象です。民主党TAMAも頑張らなくっちゃ!なんて思ったひとときでした。

 明日は稲城市でも事業仕分け行われます。お隣なので見に行こうかな・・・・とか。シネマフォーラムの「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会に行こうかな・・・とか・・・いろいろ予定があるのですが、夕方には保育園生活最後の夏の行事があるのでそちらが優先。調布市でも花火大会あるなあ・・・・。

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2010年07月22日

昨日のネコ一家。

 昨日、知人から連絡をもらったネコたちを探しに。最初はどこの場所なのかがわからず・・・・ただ、永山駅下のKFCの脇にキャットフード缶が転がっていたので、どうやらこのあたりにいるのかな?と。

 朝は見つけられず、夕方に知人から再度連絡があり、場所を確認できて、ようやくネコ一家を発見しました。知人は相変わらずキャットフード缶を片手に。しばらく見ていると、近くの飲食店でアルバイトする店員さんがお水と白いご飯(たぶん何かの残り物と思われる)を持ってきて、ネコ一家に。様子を観察していると子猫3匹はちょっと警戒しつつも、パクパクというかバクバク缶づめを食べ、親ネコ(2匹)はじっと黙って遠目から観察しているのみ・・・・・。

 この状況に「親猫がご飯食べないといけないのに・・・。」と知人。「ちょっと愛護センターに電話をしてみる」とその場で東京都の動物愛護センターに電話をしたところ・・・・どうやら電話口の対応はお役所的というか何と言うか・・・・愛護になっていない回答だったそうです。「死にそうになっていたら引き取る」と回答をしたのだそうです。つまり瀕死状態になっていなければそのまま放置しておくということです。


 あの場所は京王永山駅の敷地内なので、駅員さんにも尋ねてみると「はい、ネコはあのままでいいんです。」との回答。対応のしようがないことはわかるものの、本当にそれでいいのだろうか?


 気になります。本当に。動物苦手な私でも気になります。明日もまた見に行かねばなりません。


 さて、今日は午前中に子育て総合支援センター「たまっこ」を見学。すでに利用者は1万人を超える勢い!大学連携事業としては多摩市で本格的に手掛けるとい言ってもいい事業なので、運営展開など今後ますます注目ですが、施設長さんが多摩育ちというところも魅力です。こんな風な活躍活動の場をもっともっと創り出すことができたらと感じます。大学側にとっても行政側にとっても、どうやって連携を進めていけばいいのかについて正答を導く方程式はありません。手探りと言えば手探りなのかもしれませんが、まさにホップステップジャンプを大いに期待したいと思います。
 それにしても、子ども家庭支援センターの相談業務は忙しい。ゆっくり話をしたくても対応する時間が持てない・・・ってくらいに。それだけ利用されている証です。


 相談の掘り起こし・・・というわけではありませんが、この場所に集ってくるママやパパたちの悩みや心の叫びをそっと察知しながら見守ってあげられるような、必要であればそっと手を差し伸べてあげられるようなそんな場になっていくように思います。

 見学と少しの話を伺ってから、午後は市役所へ。今日は愛知県蒲郡市からの議会基本条例の視察でした。議会運営委員会のみなさんがいらしてくださったのですが、活発な意見交換ができたように思います。多摩市議会の場合は陳情(請願)の場合にも内容に関連する行政担当者が説明席に座り、陳情審査に必要な情報提供をするのですが、蒲郡市議会は陳情などは全て議員同士だけで議論し、その場は行政担当者は席を外すことになっているそうです。なるほど、それはいい仕組みだと思いました。陳情などの審査と言えば、事前にその内容について議員が調査をし、そして採択不採択など可否を決定すればいいわけなので、わざわざ行政担当者を貼りつかせる必要もないですから。視察の対応をやると逆に学べることが多く、自分にとっても意義ある時間を過ごせます。明日も仙台市からの来訪を受け入れることとなっています。

 明日と言えば・・・・グリナード永山に「PONTE」オープンします!これについては議会でもさまざま予算時に話題になったことなのですが、やるからにはしっかりと!明日のお店情報についてもブログから!今日も準備には念には念を・・・スタッフの皆さんが暑い中作業をされていました。もちろん、私も早速足を運びます!

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2010年06月05日

明日は議会前の意見交換会です。

 民主フォーラムTAMAによる意見交換会を実施します。6月定例会の情報その他みなさんと意見交換を行いたいと思います。出入り自由です。お気軽にご参加ください。


 ●日時:6月6日日曜日14時から
 ●場所:ベルブ永山学習室
 ●6月定例会に提出予定の条例案、補正予算
 

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2010年03月29日

建替え決議のこと。

 小雪がちらつく・・・冷たい朝。数人の方から声をかけていただきました。

 

<朝日新聞>
 多摩ニュータウン23棟、一括建て替え決議 高層7棟に
 
 東京都の多摩ニュータウンで最初に入居が始まった分譲団地「諏訪2丁目住宅」(多摩市)の管理組合が28日、臨時総会を開き、5階建て23棟の団地を、11階と14階建ての高層マンション計7棟に建て替える決議を可決した。1971年、同団地の入居開始で街開きした同ニュータウンで団地の全面建て替えが決定したのは初めて。住民の平均年齢が60歳を超す一方、エレベーターがないことなどから、約20年かけて建て替えを検討していた。

 現在の諏訪2丁目住宅は640戸すべての部屋が同じ間取りで、広さも約50平方メートルで同じ。建て替えで戸数をおよそ2倍の約1200戸に増やし、増えた戸数は販売する方針。販売で得た資金により、現在の住民には今の部屋の面積分について新たな負担が生じないようにする計画だ。 (2010年3月28日21時32分)


 <読売新聞>
 多摩ニュータウン23棟、一括で建て替えへ

 東京・多摩ニュータウンで最も早い1971年に分譲された多摩市の団地「諏訪2丁目住宅」(640戸)の管理組合は28日、老朽化した5階建て23棟を一括で建て替えて11~14階建ての7棟に集約し、総戸数を約1200戸に増やす方針を決めた。

 国土交通省によると、分譲集合住宅の一括建て替えとしては、国内で最大規模という。

 実施計画によると、2011年7月に着工し、13年11月に完成予定。増えた分の住戸を売却し、事業費に充てることで住民の負担軽減を図る。建て替え前と床面積が同じ場合は、負担金はないという。

 同管理組合は28日、臨時総会を開催。組合員の約9割が、区分所有法に基づく建て替え決議に賛成した。

 管理組合の加藤輝雄理事長(62)は、「ようやく建て替え実現の大きな折り返し点に至った。組合員が自分自身の問題として、議論を重ね、決断したからだ」と話した。 (2010年3月28日21時6分)


 <毎日新聞>

 多摩ニュータウン 一括建て替え決定 高層マンションに

 東京都多摩地方西部の「多摩ニュータウン」で1971年に最初に入居が始まった「諏訪2丁目住宅」(多摩市、640戸)管理組合が、老朽化した全23棟を取り壊し、高層マンション7棟に一括建て替えすることを決めた。ニュータウンで全面建て替えが決定したのは初めて。増加分の戸数の売却益で現入居者の負担を軽減する手法を採用。全国でも高齢・老朽化で建て替えに悩む団地が増加する中、再生のモデルケースとして注目を集めそうだ。

 28日に管理組合の臨時総会が開かれ、9割以上の賛成多数で区分所有法に基づく「建て替え決議」が可決された。現在の5階建て23棟を11階と14階建ての計7棟に建て替える。来年7月に解体工事を始め、13年11月に入居開始予定。

 総戸数は約1200戸に増え、現在よりも増えた分の住戸を販売して得た資金を事業費に充てるため、現在の住民が建て替え前と同じ面積の部屋に入る場合、負担は生じない仕組み。代替住宅については、管理組合が都営や市営住宅などへの一括入居をあっせんしていく方針。

 多摩ニュータウンは東京都の多摩、八王子、稲城、町田の4市にまたがる約3000ヘクタールに開発された国内最大のニュータウン。計画人口は34万人だが、現在は約20万人に減少し、高齢化や空き部屋が目立ち、再生が課題になっていた。【松本惇】(2010年3月29日12時52分)


 <産経新聞>

 多摩ニュータウンの建て替え決議 分譲40年、再生モデルに

 日本最大級の郊外団地、多摩ニュータウンで約40年前に最初の分譲があった「諏訪2丁目住宅」(東京都多摩市、640戸)の住民が28日、集会を開き、団地の全面建て替えを決議した。賛成は区分所有法が定める所有者数の8割を超えるなどの条件を満たし、同ニュータウンで初の建て替えが決まった。

 建て替え計画は住民が約20年にわたって検討、作成した。現在の5階建て23棟は平成25年秋ごろには11~14階建ての7棟、約1200戸の新築に生まれ変わる。団地の一括建て替えとしては国内でも最大規模で、建物の老朽化や住民の高齢化に悩む全国の大規模集合住宅を再生するモデルとなりそうだ。

 この日の集会には約500人が出席し、所有戸数によって割り当てられた議決権に応じて投票。賛成は全640戸の92%に当たる586票、反対は54票だった。(2010年3月29日 0時05分)


 <東京新聞>

 多摩ニュータウン 初の建て替え 住民可決

 東京都南西部の多摩丘陵に広がる「多摩ニュータウン」(NT)で、一九七一年に最初に入居が始まった分譲集合住宅「諏訪二丁目住宅」(多摩市、六百四十戸)の臨時住民総会が二十八日開かれ、老朽化した全二十三棟を取り壊し、高層マンション七棟に一括して建て替える決議に91%が賛成。区分所有法が定める「八割」を上回り、可決した。多摩NTでの分譲集合住宅の建て替えは初。来夏の着工、二〇一三年秋からの入居を目指す。

 総事業費は非公表だが数百億円に上るとみられ、団地の一括建て替えとしては国内最大規模。NT再生のモデルとして、老朽化に悩む各地の関係者の注目を集めそうだ。

 諏訪二丁目住宅は総面積約六・四ヘクタール。現在は全棟が五階建てで、間取りは同一の3DK、約四十九平方メートル。エレベーターがなく、高齢者らが暮らしにくくなっていた。

 計画によると、新たな七棟は十四階と十一階建てで約千二百戸。床面積は九十五~四十平方メートルの十数種にし、床は段差のないバリアフリー対応とする。増戸分の売却益を建設費に充て、住民負担を軽減。現世帯が建て替え後に同程度の広さに住む場合は、負担はない。増床の場合は応分の負担が必要となる。

 また保育所やコンビニ店、医院、高齢者支援施設が入る複合施設なども設けられる。

 今後、住民らが建て替え組合を設立し、参加事業者の東京建物(東京都中央区)が加わる。同社が組合から増戸分を購入、物件を販売する仕組み。組合は総事業費として、同社への販売益、増床を希望する住民の自己負担分、国などの補助金を充てる。

 決議を受け、多摩市は新年度から国土交通省の「住宅市街地総合整備事業」を活用し、一帯の約三百ヘクタールで道路や公園のバリアフリー化などに取り組む。高齢化や老朽化が進むNTの再生を支援する狙いで、国交省市街地住宅整備室によると「補助金を活用したNT再生の第一号となる見通し」という。

<多摩ニュータウン> 東京都の多摩、八王子、稲城、町田の4市にまたがる約3000ヘクタールに開発された日本最大のニュータウン。1965年に都市計画決定され、71年に多摩市の諏訪・永山地区で最初の入居(2690世帯)が始まった。当初の計画人口は34万人で現在の人口は約20万人。(2010年3月29日 07時07分)

 多摩市のまちの再生と言えば、ニュータウンのリニューアル問題が何よりも大きな宿題。ある意味で国もしくは東京都が旗振り役をしてくれて、何でもかんでもやってくれて・・・お膳立てされた状態でまちを造ってきた時代とは違う・・・「住民」がいるということがまず何よりも条件としては大きな違い。住民の合意形成が何よりも求められる建替え問題。昨日は建替え決議が行われていた臨時総会の会場の側を通って、「どうなったのかなあ」と気になっていたので、決議が可決されたニュースがインターネットで配信されたのを見て、安堵の気持ちともう一方では、これからがもっともっと大変になるという思いにも駆られました。一括立て替えなので、工事中の安全確保の問題をはじめ、地域でも考えなければいけないことも多いはず。

 そしてもちろん、諏訪団地のみならず、今後に建替えを検討している団地もあるやに聞いているので、そこに対する支援もまた住民の意向に沿いながら対応することが求められます。経済社会環境にも翻弄されながらもようやく建替え決議に至ったこれまでの経緯、費やした時間、そこまでの苦労の大きさは測り知ることができず、建替え決議の重さを受け止めた多摩市としての取り組みがより問われるのだと受け止めています。

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2009年07月18日

パルテノン多摩に行こう♪

 昨日は都議会議員選挙の反省会などを行いました。来週の国会解散に備えての準備をしておかねばならず、いつまでも都議選モードではいられませんので。都議選については結果的には民主党の大勝利になったわけですが、期待の大きさに押しつぶされることなく活動できるのかどうか・・・・結果に浮かれて喜んでいられず、この結果に伴う責任の重さには「恐いものがある」って日に日にその思いを強くしています。
 衆院選の日程も8月30日投票日で確定しました。考えてみれば去年の秋ごろから解散総選挙に備えた活動が続いてきたわけです。「時の為政者の都合」が選挙するかしないのかを左右してきたと言えます。これが権限を使いこなすってことなのでしょうか?


 さて、市内小中学校は夏休みが始まりました。今日から多摩センターでは夏祭りが始まりました。


 あわせて多摩センターと言えば「パルテノン多摩」。今日から始まったオススメのご紹介です。


 ひとつは「多摩市平和展」。こちらも毎年の恒例行事ですが、市民が頑張っています!今年は小ホールで「平和展創作音楽劇アンネの日記2009」があります。市内小中学生も参加するミュージカル仕立てのお芝居です。子どもたちが参画して、平和を発信する企画は初めてのことです。
 写真展示、パネル展示、講演会等は毎年スタンダードな企画や内容かもしれませんが、それでもこの時期に「考える場・機会」を持つことの意味は大きいと思っています。


 もうひとつは・・・・「キッズファクトリー」。今日からスタートです!体験教室ということで・・・もとは「ミラクルラボ」という場所だったのですがリニューアルしました。11時のオープンとともに既に親子連れが「押し花のしおり」、「機織り体験」など楽しむ姿がありました。ちなみに我が子も「押し花のしおり」を素敵に作って感激していました。パルテノン多摩に子どもファンを増やそう!ちょっぴり隠れ家的な夏休みの子どもの居場所になれるかな?


 というわけで、野外映画会もありますし、多摩市内で楽しもう!→パルテノン多摩にぜひご注目を!

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2009年04月22日

ご案内♪

 今日は朝から会議。内容は「選挙対策」。都議選に衆院選(いつ解散するの?!みたいな)ととかくやるべきことがぎゅうぎゅう詰めであることは確か。その間にまずは6月の定例会もあるし、やっぱり私の本分は「多摩市議会における活動」だと思っているので、政党の一員として選挙一色で市議会活動をお留守にはできないなあという感じ。
 
 「選挙だけに時間を割いてはいられない!」と思っているせいなのか、例えば今日みたいに朝の遊説から始まって・・・・夕方近くまで選挙にかかわる会議や作業・・・・をしている今日みたいな一日があり、こんな日は帰宅して「議員の仕事って?」ということを結構考えさせられたりするわけです。

 もちろん選挙という機会を通じて、市民、有権者により政治に注目してもらえるように工夫をしてみたりすることも大事な仕事のうちだとは思っているのですが。選挙は肉体労働系ですね。


 というわけで、いつのころから・・・・?って第2回公演の時から関わってきて、はまってしまった?はめこまれてしまった?週末に朗読劇をやります。ギブスつけているからいまいち気乗りしないのですが、でも出演辞退もできずでした。
 今回も丸岡町の「一筆啓上」シリーズです。いろんな人の家族への思いを綴った一文が素材になっています。


 <座・多摩 第5回公演>
 ◆日本一短い手紙「愛の往復書簡」 

 ◇2009年4月25日19時~
 ◇2009年4月26日14時~/18時~
   ※開場はいずれも30分前から

 ◇永山公民館ベルブホール
 ◇入場料 1000円(チケットお問い合わせください→hisaka_box@yahoo.co.jp)


 こっちも練習がいつもハードな集中型。今週末に向けて毎晩・・・の稽古という感じですが一週間前くらいからの詰込み型だったりします。朗読劇なのですべてのセリフを暗記しなくてもいいので助かってます・・・・というかやれています。 

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2008年11月27日

身のまわりの環境地図展は明日から!

 今日は議会運営委員会でした。週明けからは12月定例会がスタートします。議運では日程を確定しました。議会事務局も速やかな対応で一般質問の順番がHPには掲載されました。日程も同じく。年末近づく12月定例会は自治体によっては早めに終わらせるところもあるようですが、多摩市議会の場合は至って普通の通常通り。12月24日が最終日で翌日は議会の忘年会ということになります。議会忘年会については毎年さまざま開催について賛否両論ありますが、議員互助会が主催するものです。議会の忘年会なのに、なぜか招待(と言ってももちろん会費は徴収するが)で市長・副市長・教育長が同席するのが疑問です。(私は三役が出席するのであれば参加しないと言っていたときもありますし、今でもその気持ちは変わらないのですが、一応説得されています。)


 さて、毎年恒例の「身の回り環境地図展」が明日から開催されます。別件で準備中のところに伺いましたが、多摩市民環境会議の方々と職員の方が一緒になって会場づくりをされていました。環境地図展も12回目を数えるのですね。たったの3日間の展示期間がないのが本当にもったいないと思うのですが、その準備はとても大変。展示されている作品への照明の調整などもすべてスタッフである市民が行うわけなので。高いところにある照明器具を取り外し、取り付けての位置調整などなど・・・・見ていて大丈夫かしら?と思うわけですが、「さすがに手慣れてきた!」とのことで、身の回り環境地図展のスタッフに市民が入ることになってから数回を重ねているので、準備作業も随分と要領を得てきているのだとか。

 このような準備作業などに市民スタッフが入ることの意味が大きいと感じます。職員は人事異動があり面子が変わっても、市民側は変わらないので。ある意味で市民には継続性があるので、「ノウハウ」が蓄積されていき、職員の入れ替わりがあったとしても、安心できる面があるような気がします。市民と上手く「協働」できている事例の一つにあげられると思っています。


 他の自治体に勤務する知人と話すと「市民協働は手間がかかるし、面倒だ。」という声を聞くこともあります。確かに市民と一緒にやっていくということには時間もかかりますし、集まる市民の数が多ければ多いほどとりまとめるのも大変になるのは事実。理不尽なことで怒られたり、嫌な言葉を浴びせられたりすることもあると言いますし、それもとてもわかるような気がします。
 でも、「やっぱり市民と知恵を絞るのは大事なこと。」という実感を持っている知人(とある自治体の職員)もいることを思うと、市民との協働をどう理解して、自分なりに消化するのかがポイントになりそうですね。「市民と一緒に活動すると職員になった原点を思い出した。」なんて話も聞いたことがあって、その言葉にはものすごく共感したことを思い出しました。


 今日の準備作業も市民スタッフの方々はそれぞれに参加する意味を持っていますし、「楽しい」から参加しているのだと感じます。「少しでも何か役に立てれば。」という気持ちで行動力を発揮する市民の存在って本当にありがたいもの。日々・・・・苦情やクレームを受け付けているような部署にいると市民に対する捉え方や見方が変わってしまうのかもしれませんし、そのことを全く否定するものではありませんが、こうして市民と行政職員が紳士的なお付き合いをしている場面には私もホッとするものです。


 今年も力作揃い。学校ごとに出品数のばらつきがあり、熱心な先生が指導をしている学校がどこなのかが一目瞭然というのは毎年のことですが、見ごたえあります。子どもの視点に気がつかされることも多いですし。「身の回り」のことって意外と知らないことのほうが多くないですか?

 ぜひ、お時間あればお出かけください!
 
 ☆第12回多摩市身のまわりの環境地図展☆
 日時 11月28日金曜日~11月30日日曜日 午前10時~午後5時まで
 会場 パルテノン多摩市民ギャラリー
 

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2008年10月02日

民主党TAMA 議会報告会のおしらせ

 明日が議会最終日です。3週間前から喉の痛み→咳→悪化・・・・とこんな感じで、体力消耗中です。悪い病気にでもかかったのではないかと、ようやく議会が一段落したのでレントゲンをとったりしてみましたが、やっぱり「ただの風邪」。咳をすると胸部に痛みが走るので、咳止めだけが頼りです。処方された湿布は全く気休めにもならず。困ったものです。どうやら、「咳が治るのを待つしかない。」みたいです。

 というわけで、民主党TAMA・・・・・・・・曲がりなりにも続けている議会報告会の日程のお知らせです。


 日時 10月12日日曜日 14時から
 場所 ベルブ永山科学室
     (↑っていうか・・・部屋の目的を逸脱する使用方法だったりして?)
 主催 民主フォーラムTAMA
 

 お気軽にご参加ください。今回はかなり盛りだくさんの内容になると思います。また、別途・・・「市政情報の提供と公開」という問題でも討議をしながら、広報やホームページのあり方を考えています。ご意見やご提案ありましたらお寄せください。

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2008年06月26日

お知らせ★市長が語る「新しい支えあい」

 多摩自由大学が主催で下記のようなシンポジウムの開催が予定されています。第5次総合計画基本構想の策定が進むわけですが、おそらく誰もがわかっているようでわかっていない「協働」の話が目からうろこで理解できるようになったらいいなあと思って、私も出席したいと考えています。

 ぜひご参加ください。なお下記のシンポジウムは今年度の市民提案型まちづくり事業の助成事業。この市民提案型まちづくり事業もまた、市長が取組んだ「新たな支えあいの仕組み」「新しい公共」をつくるための一つですね。ちょうどシンポジウムを企画している多摩自由大学の月報が届いたので一読しましたが、個人情報保護という名の『匿名社会』の進展が新たなコミュニティづくりを難しくしている一つの要因ではないかと指摘されていたことに思わず頷いてしまいました。「新たな支えあい」とか「新しい公共」とか「協働」とか・・・言葉だけが踊っているような印象を受けている今日この頃です。
 

 平成20年度市民提案型まちづくり事業「多摩市における『協働』の研究」①
    
 シンポジウム 多摩市が目指す「協働関係」
 日時  7月6日(日曜日)午後1時半~4時半
 場所  パルテノン多摩第二・第三会議室
 パネリスト 
   渡辺 幸子(多摩市長)
   小林  隆(東海大学政治経済学部准教授)
   山内 和夫(東海大学政治経済学部教授・多摩自由大学学長)
 司会  白石 省吾(ジャーナリスト・多摩自由大学副理事長)
 資料代 300円
 主催  多摩自由大学

 <案内文>
 渡辺幸子多摩市長は平成17年11月、首都大学東京で行なわれた「第1回都市政策フォーラム」で、多摩市が「新しい公共」と新たな支え合いの創造を目指して挑戦していると講演しました。これは平成16年8月に施行された「多摩市自治基本条例」、同年2月に策定された「多摩市行財政再構築プラン」及び平成18年3月に策定される「多摩市総合計画後期基本計画~2○1○への道しるべ~多摩市戦略プラン」によるもので、今後の市政運営には行政改革と同時に市民及び事業者と行政、市民同士の「協働」が不可欠であり、「協働」によって従来の官主導の公共を地方分権時代にふさわしい「新しい公共」に組み替えていくというものです。
 多摩自由大学では、このテーマに取り組み、協働社会を創造するための視点と実態を模索し検証するために五回のシンポジウムあるいは講座を行ないます。
第一回目は、標題の通り、多摩市が目指す「協働」について、行政の責任者と専門家によって、「協働とは何か」、「なぜ協働が必要か」、「その手法・方法は何か」等について率直な討論を行ないます。二回目以後は「現場からの報告」をテーマに、「協働」の実態と問題点を取り上げていく予定です。

 【問合せ先】多摩自由大学事務局(大津山) TelFax:042-376-0038 eメール:ohtsu@tama.jp

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