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2008年11月27日

身のまわりの環境地図展は明日から!

 今日は議会運営委員会でした。週明けからは12月定例会がスタートします。議運では日程を確定しました。議会事務局も速やかな対応で一般質問の順番がHPには掲載されました。日程も同じく。年末近づく12月定例会は自治体によっては早めに終わらせるところもあるようですが、多摩市議会の場合は至って普通の通常通り。12月24日が最終日で翌日は議会の忘年会ということになります。議会忘年会については毎年さまざま開催について賛否両論ありますが、議員互助会が主催するものです。議会の忘年会なのに、なぜか招待(と言ってももちろん会費は徴収するが)で市長・副市長・教育長が同席するのが疑問です。(私は三役が出席するのであれば参加しないと言っていたときもありますし、今でもその気持ちは変わらないのですが、一応説得されています。)


 さて、毎年恒例の「身の回り環境地図展」が明日から開催されます。別件で準備中のところに伺いましたが、多摩市民環境会議の方々と職員の方が一緒になって会場づくりをされていました。環境地図展も12回目を数えるのですね。たったの3日間の展示期間がないのが本当にもったいないと思うのですが、その準備はとても大変。展示されている作品への照明の調整などもすべてスタッフである市民が行うわけなので。高いところにある照明器具を取り外し、取り付けての位置調整などなど・・・・見ていて大丈夫かしら?と思うわけですが、「さすがに手慣れてきた!」とのことで、身の回り環境地図展のスタッフに市民が入ることになってから数回を重ねているので、準備作業も随分と要領を得てきているのだとか。

 このような準備作業などに市民スタッフが入ることの意味が大きいと感じます。職員は人事異動があり面子が変わっても、市民側は変わらないので。ある意味で市民には継続性があるので、「ノウハウ」が蓄積されていき、職員の入れ替わりがあったとしても、安心できる面があるような気がします。市民と上手く「協働」できている事例の一つにあげられると思っています。


 他の自治体に勤務する知人と話すと「市民協働は手間がかかるし、面倒だ。」という声を聞くこともあります。確かに市民と一緒にやっていくということには時間もかかりますし、集まる市民の数が多ければ多いほどとりまとめるのも大変になるのは事実。理不尽なことで怒られたり、嫌な言葉を浴びせられたりすることもあると言いますし、それもとてもわかるような気がします。
 でも、「やっぱり市民と知恵を絞るのは大事なこと。」という実感を持っている知人(とある自治体の職員)もいることを思うと、市民との協働をどう理解して、自分なりに消化するのかがポイントになりそうですね。「市民と一緒に活動すると職員になった原点を思い出した。」なんて話も聞いたことがあって、その言葉にはものすごく共感したことを思い出しました。


 今日の準備作業も市民スタッフの方々はそれぞれに参加する意味を持っていますし、「楽しい」から参加しているのだと感じます。「少しでも何か役に立てれば。」という気持ちで行動力を発揮する市民の存在って本当にありがたいもの。日々・・・・苦情やクレームを受け付けているような部署にいると市民に対する捉え方や見方が変わってしまうのかもしれませんし、そのことを全く否定するものではありませんが、こうして市民と行政職員が紳士的なお付き合いをしている場面には私もホッとするものです。


 今年も力作揃い。学校ごとに出品数のばらつきがあり、熱心な先生が指導をしている学校がどこなのかが一目瞭然というのは毎年のことですが、見ごたえあります。子どもの視点に気がつかされることも多いですし。「身の回り」のことって意外と知らないことのほうが多くないですか?

 ぜひ、お時間あればお出かけください!
 
 ☆第12回多摩市身のまわりの環境地図展☆
 日時 11月28日金曜日~11月30日日曜日 午前10時~午後5時まで
 会場 パルテノン多摩市民ギャラリー
 

投稿者 hisaka : 2008年11月27日

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