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2009年12月24日

静か静かでひっそりの市議会。

 一昨日に定例会が終わったので市議会はすっかりとしーん・・・その傍ら?・・・行政側は来年度の予算編成に向けて各担当が忙しくしているようです。年末まであと一息です。

 今日は午前中に給食センターの民間委託の件について教育部長と給食センター長との意見交換。これまでの取り組みの経過などに改めての説明を受けました。


 私の意見も会派の意見としても・・・・下記の通りで、先日の常任委員会の報告でも書きました。

給食センターの現場の調理員からも「責任を持つためにも民間委託には不安材料がたくさんある」という意見もあります。現場にいるからこそ不安材料を解消する提案ができないのだろうか?多摩市で進む少子化を視野に入れ、今後の財政状況も考えあわせ、市役所全体の業務をどのように維持していくのかを大きな視点でも捉えていく必要がある・・・市民に理解を得られるかたちを創りだしてことが何よりも必要です。民間の調理業務従事者よりもおそらく高い給与を得ている給食センター調理員の実体があるとしたら、その給与の高い分でどんなクリエイトなことをしているのかが問われるのは当然のことです。「公務員がやっているから安心」という誤謬神話も一度おさめたうえで、改めて議論をしていかねば。

 現在の計画では2センターあるうちの一方に正職員調理員を集約し(約30名)、一方を民間に調理・洗浄業務を委託していこうというもの。食材選びと献立については教育委員会が責任を持って行う体制は死守していきます!というのが現在の方向性・・・・例えば・・・そうなったときに直営と民間との比較が可能ですね。「直営≧民間」「直営≦民間」「直営=民間」・・・給食を食べさせる保護者の立場になれば当然に「直営=民間」を求めるわけで、差異が生じないようにしていくのが行政の責任・・・・・でも実は「直営≠民間」だったりするのかもしれないし・・・・と現場にしてみれば一方が民間ということになればある意味で緊張感が高まるのかもしれませんね。
 当然に直営方式で運営される給食センターで調理された給食の1食あたりのコストでいえば、人件費が高くなってしまうことはやむを得ず、人件費まで含めれば「1000円定食」になってしまったりして・・・・。
 民間業者に対しては、当初は緊張感もあり水準も高い対応をするかもしれないけれど、そのうちだんだんと質が低下するのではないか?なんて懸念も語られているわけですが・・・・。では、直営方式でやれば水準はいつも一定に維持されていて、給食の内容がよりよいものに発展していって、「高い人件費もやむを得ない」と理解されるだけのものになっているかどうかも問われるところです。例えばアレルギー給食についても施設的な制約があって困難という理由で実現できていないし・・・。


 年明けには子ども常任委員会で給食センターに出かけていき、試食もしてこようとの予定です。ひっそりの市議会ですが、年明けに向けての活動準備着々としなくっちゃ・・・・。


 ホットケーキミックスでいちごケーキを作ってみました。見た目は素敵にできて、味も我が家好みになりましたが、スポンジ下半分がいまいちふんわりではなく・・・それでも「おいしくできた!」と言ってくれる5歳に感謝!


 ☆父子家庭にも手当!これは政権交代があって実現する方向に!

低所得障害者の利用は無料=父子家庭にも児童扶養手当(12月23日22時4分配信 時事通信)

 長妻昭厚生労働相と藤井裕久財務相は23日、2010年度当初予算をめぐる折衝を行い、低所得の障害者による福祉サービス利用を無料化することで合意した。児童扶養手当の父子家庭への支給や肝炎治療の自己負担の軽減なども決まった。
 鳩山内閣は、障害者の福祉サービス利用に原則1割の負担を課す障害者自立支援法を廃止する方針を打ち出している。ただ、新制度導入には検討期間が必要なため、厚労省は、同法を廃止するまでの間の負担軽減策として、市町村民税非課税世帯のサービス利用料の無料化を求めていた。約40万人が対象になる見通しで、所要額は110億円程度。
 児童扶養手当は従来、母子家庭のみに支給され、子どもが一人の場合は年収365万円未満が対象だった。来年8月分からは父子家庭にも支給する。年3回の支払いのため、父子家庭への支給は同12月に始まる。今年3月末で全廃され、政権交代に伴い12月から復活した生活保護の母子加算は、来年度の継続が決まった。 

投稿者 hisaka : 2009年12月24日

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