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2009年12月08日

12月定例会 補正予算・・・ただいま審議中。

 補正予算の審議。修正案が提出されました。共産党からです。修正点は体育協会の一般財団化に関し、市が100万円の出捐金を計上している点について。


 任意団体である体育協会が一般財団化することを否定するものではありません。


 ただ、そこに市が現段階で100万円を出すことには慎重になるべきだという意見です。


 はっきり言ってその通りだと思うのは、答弁が全くなっていなかったから。

 答弁がしどろもどろすぎて、答弁者が自らの発言内容を全く理解していないのではないかと思えるような・・・・そんな感じ。
 


 なので、修正案を握りつぶして、否決し、市長が提案した原案を無傷で通したいと考えている議員さんからの質疑が始まって・・・・その答弁ぶりがあまりの状況だったので、途中で時間も来たので「もう一度頭の中を整理して、明日再度答弁をさせる。」こととなり、今日は終了してしまいました。

 結局、100万円とは言え、市民の税金を使うということはその根拠を明確にする必要があるし、何のために出捐しようとするのかが説明できなければいけないはず。でも、今年の4月から一般財団としてスタートしたいとしている体育協会が説明資料として現段階で定款(案)を示せていなかったり(まだ、今、議論・協議中とのこと)、基本財産の内容についてもまだ‘未定’・・・・にも関わらず、とりあえず100万円出しますというのでは「はい、そうですか!」と言い難い。体育協会も寄付を募っていて200万円以上は集まっているようだけれど・・・・。


 もう少し慎重に対応を考えてはいかがですか?と共産党の橋本さんがおっしゃていたことには十分頷けて、共産党が修正案を提出してきた理由もよくわかる。

 それ以外にも今回の補正予算について言えば、新たなIT投資のことやら、総合体育館の大改修工事が総額で約13億円かかることの見込みが示されたり・・・・お金がないとしているわりに、そうは思えないような予算が計上されていることも事実。最初は国や東京都の補助が受けられたとしても、その後の維持補修などメンテナンスを考えてみたら、そこはすべて市が負担しなければいけないことを視野に入れておきたいもの。特に新たなIT投資は、既に9月定例会の健康福祉常任委員会で説明されていた「遠隔医療~地域連携パスのIT化による他職種参加の地域連携推進事業」のことだけれど、ITの専門家がいなければ結局業者の言いなりで「高値つりあげられてしまう」という状況は危惧されるところ(これについては公明党の小林さんも指摘していた)。国の100%負担でモデル事業ができるなんて素晴らしい!という発想で本当にいいのだろうか・・・・?5年をめどにモデル事業を展開していくとの話でした。

 とにかくも修正案。明日続行する審議で、行政側の答弁がどうなることやら?たぶんクールダウンしてから迎える明日の答弁・・・・・「昨日の発言を訂正します。」なんてことになったりして?!

投稿者 hisaka : 2009年12月08日

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