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2008年12月08日

補正予算は賛成多数で可決。

 今日は補正予算の審議から。議長が何度となく指摘をしていたのは「質疑なのに意見が入っていますので、注意をするように」ということでした。「質疑」というのは意見を入れてはいけないんです。私にはいまいち「質疑」がよくわかっていないので、どうしてもいつも「意見」が入ってしまうのですが、これは長年議員をやっているからとスキルアップするものでもないみたい。

 一応、意識をしてみようとは思いますが、多分私も意見を言わずにはいられない性質なので、「質疑」というスキルは身につけられなさそうだと思ってしまう・・・・。

 ということで、無事に賛成多数で可決をした補正予算ですが、内容的にはちょっと考え込まずにいられないような内容も含んでいることは確か。特に市民活動情報センターの新体制に向けたレイアウト変更に伴う費用(どうやら、市民活動情報センターの受付窓口が4月からリニューアルされるらしい。説明によると現状は単なる受付カウンターがあるだけだが、そうではなく正規職員もそこに机を配置するようなことになるみたい。←神戸の「協働と参画のプラットホーム」みたいになるのかしら?)

 これについて言わせてもらえば、NPOセンター問題の解決に先が見えないし、市民活動情報センターの活動も拡充を目指すようだしと・・・・・正直、神戸市のプラットホームのような機能ができることには大歓迎でも、その前にまだまだ整理すべき事項があるのではないのか?って思えてならず・・・・とりあえず「そっと、見守ってみるか。」という心境。市民参画や協働を進めてきた私にとっては今の多摩市の状況に歯がゆさも感じ、「どうして、そんな風にしか進まないのか。」と憤りも感じたり・・・・最後には情けなさに終着してしまう・・・・というのが私の本音かも知れず。市長の敏腕にお手並み拝見という状況ということでご容赦ください。


 さらに、もう一つ気になるのは「ひまわり教室」のこと。この4月から民間委託する段取りも、準備委託で引き継ぎ期間を半年取ることになったので民間事業者への完全移行が果たされる時期が来年7月に。今回の補正予算には来年1月から3月までの間の準備期間に対する予算が計上されていたわけですが・・・・・・私の心配は来年4月からの3ヶ月間のこと。つまりは完全移行が果たされる前の3ヶ月間をどうするのかな?って思っているのです。例えば、提供している給食の調理業務の問題、それから子どもたちが通園するために必要なバスの問題はどうなるのでしょう?
 現在は総合福祉センターで活動していますが、4月から場所は諏訪複合施設への移転が決まっています。移転先の諏訪複合施設内の「ひまわり教室」のフロアには調理ができる部屋はないし、さらに言えばあそこにはミニバスしか通っていなくて、交通不便地域だから、絶対に「足」は必要。。。そのあたりの整理がどうなっているのかその他・・・・現職員の引継ぎ問題など突っ込めば突っ込むほど課題山積中、、、、、、。


 私は決して「物分りがいい議員」ではないけれど、とかく担当者がてんてこ舞いしている様子には同情心も。いつもいつも人手不足の障害福祉課。私と同じ問題意識を持っていることだけは事前に心得ていたので・・・・・とりあえずこちらも「様子見」。いよいよの段階になったらどうなっているのかをしっかりと確認しなくては。ここは民間委託も視野に入れるべきだと主張をしてきた責任の一端があると思っています。

 とりあえず、今回の補正予算に反対をしたのは共産党会派であとは全員賛成。結局は「総論賛成」になってしまうのです。私もそんな一人かもしれませんね。市民から見れば「甘い!」となってしまうのかもしれないと考えた一日でもありました。でも、質疑をする時期やタイミングってあると思っていて、そこは「馴れ合い」とかではなくて「あ・うん」の呼吸も必要ではないかと感ずるこの頃なんですが・・・・これってやっぱりだんだんと長いものに巻かれろ的でいわゆる旧態然に足を踏み入れている証拠なのかな?自分が嫌だなって思っていた感覚が自分自身に染み付いてきたとしたら、そこはきちんとリセットしながらにしなくては。


 補正予算その他については今日と明日の日程を確保していたのですが、今日一日ですべて終了したために明日は休会になりました。
 と言っても、どの議員も?どの会派も多分明日は集まって、条例その他のことについて意志統一など調整会議をするのではないかな。もちろん私たち民主党TAMAも朝から会議の予定です。

投稿者 hisaka : 2008年12月08日

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