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2008年06月24日

6月定例会 最終日・・・滞りなく終了。

 市議会の審議案件について項目ぐらい掲載していればな・・・なんて思いますが、まだまだそこまで議会ホームページが充実していないのが実情。しかし時期に審議結果は掲載されると思っています。とりあえず、市長が提出をした案件については全て可決されたことを報告します。無難に終わった議会でした。

 ところで、今日は本会議が終了後に文教常任委員会がありましたが、そこで教育委員会から学校統廃合の件についての報告がありました。貝取、豊ヶ丘地域の学校統廃合の方向性が概ね見えてきたとのことです。現在ある4校を2校にするまでは議論が進んでいたものの、現存のどの学校校舎を残すのかで地域を巻き込んだ論争になっていました。しかし、教育委員会の議論の結果として「北豊ヶ丘・南貝取」の両小学校の位置が配置としては相応しいとの話に落ち着いた模様です。
 これについては教育委員会が方向性について諮問をした審議会でも最終結論が出せなかったという前代未聞の事態になり、改めて教育委員会がその議論を引き取った格好でした。当該地域の住民にとっては特に注目されていたことであり、私たち議員も教育委員会の議論の行方を見守っていました。
 今日の説明によれば、今後の通学区域については貝取・豊ヶ丘の地域を南北で線引きすることにしたこと、そして南の地域については審議会の議論の途上では豊ヶ丘中学校の校舎を使用することも検討していたが、統合時期、費用対効果などを改めて条件を整理した結果、「難しい」と判断したこと、4校を2校にしても今の児童推計からは今後も児童増加要因を見込めないためにさらに一定規模を維持することへの懸念もあることなど結論が述べられました。

 教育委員会でも通学区域を南北で線引きすることの是非が分かれたこと、学校の一定規模を維持するためには思い切って4校を1校にするということも考えられたなど、議論の経過ではさまざまな検討が加えられたようです。また、一定規模の確保が難しいかもしれない・・・・という将来的な状況を念頭に置きながら、新しい教育の方向を検討していきたいとの説明も加わりました。「小中連携」という新しいコンセプトが示されましたが、こちらについての内容はもちろんまだ白紙状態です。

 ようやく結論が見えてくる状態にまでなりましたが、今後、保護者、地域への説明を実施しながら方針決定していくとのことです。ちなみに統合時期については平成23年を考えているものの、地域の要望などにより平成22年に前倒しすることも可能という話でした。
 学校の統廃合とは・・・・当たり前のことですが、「子どもたちのために」実施することを忘れないようにしたいものです。


 ところで、教育委員会からはもう一件報告がありました。それは先日、死亡事故にもなった学校の明り取りのためのトップライトの点検についてでした。市内では7つの校舎8箇所に設置されている場所があるとのことですが、事故を防止するための対策が講じられている確認ができたとの話でした。「よかった。」

 明日からはまた9月定例会に向けて準備を始めなければならないですね。9月は決算特別委員会があるので忙しくなりそうです。

投稿者 hisaka : 2008年06月24日

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