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2008年06月25日

名物職員を増やす♪

 今日は午前中にエコプラザに。北諏訪地区と諏訪地区の青少年問題協議会の合同研修会でした。施設の見学とごみの分別などについて話を伺いました。
 
 ごみの有料化・新たな分別方法について決定したのが昨年の9月定例会だったわけですが、その後10月の中旬から現在に至るまで、293回もの出前説明会を積み重ねてきてるだけあり、職員の方の説明は具体的でわかりやすいものでした。半年で293回も出前説明会をやるって・・・・やはり恐るべしという感じですね。一年365日しかないのに(あっ、今年は366日か)。職員は出前説明会だけをやるのが仕事ではないわけで、おまけにこの説明会を行う担当になっている職員がわんさといるわけではありません。しかも、市民からごみの分別について尋ねられた場合には適切な応答をしなければならず、かなり勉強をし、知識を蓄え、理解を深めておかねばならないわけで、まさにスペシャリスト的能力が求められます。
 今考えてみると、かつてはここの担当部署の名前が「ごみ有料化担当」だったのですが、何とセンスのない名称だったのでしょうね。今は「ごみ減量推進担当」に変わりましたが、本当・・・名は体を表すって感じがします。何を目的として推進している部署なのかって一目瞭然です。現在の名称が本当にぴったり。


 今日の説明会では改めて分別方法について確認ができ、参加をした方々も「よかった」という感想を述べられていました。分別にいまだに迷うことってありますよね。買い物行動と言うのはパターン化していて、日常的に出るゴミ・資源の種類もだいたい決まってくるわけですが、大掃除などをした際にはごみの分別読本が必須ですし、ちょっとしたものを捨てようとした場合にやっぱり迷うことが多いですよね。


 「いつでも、ぜひお問合せください。」


 この親切な一声が市民の方々の印象を変えますよね。わからないことがあれば、何でもお尋ねいただければ応対します・・・・ということで、「どんなところからの質問が飛んできても、応対できる」ように研鑽を積んできた(担当になったからには積まざるを得なかった?)職員の努力ってすごいなってこと。はっきり言って、市議会議員よりも知られていて顔が売れている職員たちだろうなって私は思いました。たまたま、今日は市議会に対する市民の意識調査の結果報告書を眺めていたのでなおさらそう思いました。


 「名物職員♪」


 市役所には一体「名物職員」と目される人がどのくらいるでしょうね。もちろん、たまたまその部署にいたがため・・・・・というめぐり合わせの問題もあると思いますが、やはり「名物」になるためにはそれなりそれなりの陰での努力があるのだと感じます。名物職員を増やすことが市役所を元気にするような気がしますが、名物職員が増えるために必要なことは職員のモチベーションを高めることであるはず。ファイトがわかないといい仕事ってできないでしょうから。

 とある情報誌の投稿で「働きがい喪失する自治体職場」というものを読んだのですが、「『職員削減』のための減員や欠員が日常的になり、その結果、職場にゆとりがなくなり、助け合うことを難しくしています。」と書いてありました。「人事異動のたびに病休者が発生し、最近では異動の内示後すぐに病休という事態も生まれています。」ということです。助け合うことが難しい職場にある職員たちが市民に対し、「市民が支えあう」とか「市民が助け合って」と市民に呼びかけても何だか空しいなあ・・・なんて思ったりしました。

 あっ、ちょうど今日から「おみせに返そう!キャンペーン」始まりました。紙パック30枚とオリジナルマイバックの引き換えスタートしています。牛乳パック30枚分でトイレットロール6個分になるそうです。
 それにしてもどんなに忙しくても前向きに取組んでいるごみ減量担当職員の意欲には脱帽です。ここの担当者だけを見ていたら「公務員はヒマ」なんていうイメージとは全然かけ離れた姿しかありません。「休みなく仕事してる」ことは事実なので。

投稿者 hisaka : 2008年06月25日

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