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2010年11月15日

学校給食センターへ

 民間委託化どうする?・・・と揺れている学校給食センターに伺いました。異物混入発生時の対応マニュアルが完成しています。危機管理マニュアルとするならば、異物混入だけではなく食中毒発生時への対応も含めた方がいいのではないかと呟いていたので、その声を採用してもらえたようです。しばらくしてからホームページにも掲載したいとのことでした。

 学校給食センターは10月からセンター長が交替しています。というよりか、センター長がその業務に専念できる人材配置となりました。今までは南野調理所所長とセンター長が兼任というかたちでした。阿部市長ならではの視点ですね。ちゃんと給食センターを運営しなければいけないと考えれば当然のかたちかと思います。・・・・で、センター長の人選は・・・・と言えば、ごみの減量化(有料化?!)の先頭で旗振り役をやってきた課長が新たに就任。「日本一を目指す!」とごみの減量に取り組んできた課長が異動するとのことで・・・学校給食センターも何か変わりそうだと予感はしていたのですが、やはり開口一番でのセンター長の姿勢は「日本一の学校給食を目指す!」と。そういう気合いで学校給食改革に取り組みたいとの意欲満々で、「毎日がとても充実していて楽しい!」と話をしているわけです。

  「民間委託前提」ということで、「いかに民間委託ができるのかを考えさせられる」センター長ではなく、「もう一度、学校給食のあり方、センター運営のあり方などなど全体を再構築すべし」との視点から改めて取り組み直しを行っている様子。「もっとできることはある。」ということで調理員の働き方のこと、長期休暇中に正規職員がすべき業務の見直しなど、昼休憩時間を使ってはを共に調理をしたその日の給食をいただきながら意見交換・意見交流を行っているようです。調理業務の民間委託をやめるとなれば、当然ながら「生き残り」をかけた業務内容の展開を進めていかなければなりません。例えば夏休み中には学校給食費未納金の回収をするとか、やれることはまだあるわけなので。


 午前中いっぱい、さまざま学校給食センターのこと、実際の献立内容などなどを含めて意見交換をしたのですが、体調いまいちな私も、せっかくのヒアリング時間をいただいてちょっぴり無理した訪問は・・・・センター長の元気に引きずられ、「やる気ってすごい!」とパワーをわけていただいた有意義な時間でした。アイデア満載でいろんな事を考えているらしいので、その一つ一つが具現化されていくのかと思うと・・・・「民間委託化してしまってはもったいない!」なんて気になりそう。


 でも、調理業務を本当に民間委託化することはできないのか、なぜ民間委託化してはいけないのか・・・・その主張をもう少し研究しなければならないし、仮にも民間委託化の選択を取りやめるとして、それにしても調理業務全体のコストの在り方を考えていくことも必要。「市民にいかに理解を得られるのか」最終的にはここに判断のポイントがあってしかるべきだろうなって思います。

投稿者 hisaka : 2010年11月15日

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