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2010年09月29日

栄養補給だ・・・。

 今日は休会日。明日が最終日なのでちょっとゆっくり・・・と思ったのですが、朝一で郵便局に行ってからベルブ永山に立ち寄って目についたのが今日の催し。

 一つ目は午前中で山田真さんの講演会で「ワクチンってどうなの?~予防接種のその前に」というもの。山田先生は小児科医で知る人ぞ知るというか結構有名な先生。「ちいさい・おおきい・よわい。つよい」編集者の一人でもあります。ワクチン行政の後進国日本、まだまだ本当は海外で効き目があるとされているワクチンについても日本人に適するのか、日本人の体質ということだけではなくて日本の風土などあらゆる環境を踏まえた上での分析が不十分すぎるという指摘でした。
 にも関わらず、やれ子宮頚がんのワクチンだのヒブワクチンだの・・・研究が不十分ということや厚労省における議論でも疑義が申し述べられているにも関わらず、その声については公開されないままに、とにかくどんどんと「効き目がある」ということだけが前面に押し出されたプレスリリース・・・・そんな状況に私たちが冷静であるべきだとの指摘をいただいたと思っています。
 ワクチンを接種するかどうかについて私たちが自分にとって適切な判断ができるだけの情報提供が必要だということでしょうね。誰にとってなのか都合のいい情報しか出さないというのはやっぱりアンフェアですから。日本の公衆衛生、疫学部門がいかに未熟であるのか、発展途上にもないこと、そもそも専門家がほとんどいない状況でワクチン行政が判断されている現状は私たちにとって不幸ですね。計画的に医師の人材育成がなされてこなかったことも指摘をされている山田先生から、「ワクチントーク」のご紹介をいただきました。
 市民にとって、市民の立場で情報公開をしていくというのは簡単なようで難しいのかもしれませんね。多摩市政に対して市民からさまざまご意見をいただいている内容を重ねながら講演を聴き入りました。


 ちなみに・・・久しぶりに午前中は休暇?という市長が今日の講演にいらして、最後まで熱心に話を聞いておられました。


 お昼の休憩を経て、次は会場はベルブ永山に。山田先生の講演会はパルテノン多摩だったので永山に移動しました。次は「身元引受人と任意後見人との違い」がテーマ。セミナーのテーマというよりは「多摩で100年コミュニティをつくる会」という主催者のほうに関心があったので足を運びました。主催団体は社団法人コミュニティネットワーク協会でした。この主催団体は聖ヶ丘2丁目の都市再生機構の土地に高齢者住宅を建設する計画を進めています。この住宅計画については少しずつ進捗しているという状況の模様。セミナーの内容については成年後見制度の説明でもあったので、私の頭の中味を整理することができてよかったのですが、何とビックリしたのはこの協会の事務局長さんが以前とってもお世話になった方だったのです。8年ぶりの再会に「ずいぶん落ち着いたわね~・・・・」と言われました。「はい・・・あの頃は若かったので。。。。。」。思わぬ再会、彼女は間違いなく活躍してくださる!と私は思っています。
 「聖ヶ丘で100年コミュニティをつくる計画」・・・見守っていきたいと思います。今日のセミナーにも30名ほどの方が集まっておられました。「終の棲家」「私の人生」どうやって終わりを迎えるのか・・・を真剣に考えておられる方々の空気を感じました。

 「あーーーー久しぶりに、脳に栄養剤を注入した感じ。」・・・午前中は子どもとワクチン問題を中心に、午後は高齢になったら、高齢者の住まいについてのお勉強。新しい学びを得ることってやっぱり楽しい!を実感した一日でした。

投稿者 hisaka : 2010年09月29日

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