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2010年08月02日

8月になりました。

 今日は「公契約条例」の学習会でした。阿部市長の公約にもかかげられており、早い段階で公計約条例を制定したいという方針が示されています。議会としても条例提案がなされたときに、対応できるようになっておかなければ・・・ということで、会派での勉強会を開催するのをちょっと拡大。他の議員の皆さんなどにもお声かけしました。

 公契約については、連合のHPがとても見やすい仕上がりになっていますが、今日の講師も連合総研の龍井葉二さんにお願いをして、まずは概観を解説していただきました。阿部市長は条例制定にどのようなプロセスを考えているのかわかりませんが、機能する条例を制定するためには、そのプロセスに市民参加をどのように得ていくのかが大事なポイントだとのご指摘でした。ただ単に働く人の賃金を一定水準確保するだけでなく、女性の雇用、障害者の雇用、地元市民の雇用その他・・・・いわゆるさまざまな社会的な価値を評点とし、契約するにあたっての事業者選定の視点に盛り込んでいこうとするならばなおさらのこと市民レベルでの理解と納得が求められるとの話でした。


 ところで、週末には平和展に出かけたのですが、今年は我が家の6歳もさすがにこれまでとは異なる反応を。「戦争はしてはいけないんだよね。」と一言感想を述べていました。毎年行われていますが、パネル写真の展示は「怖い」「かわいそう」というだけでなく、「どうして、こうなったのか?」と真剣に見入っていました。平和展を継続することの意義を感じた瞬間でした。
 今回の平和展では第五福竜丸関連の資料展示がありましたが、小学校か中学校かどちらかの社会科見学で第五福竜丸の展示を見に行った記憶が蘇りました。当時、実物の船の展示を見た時、ここから放射能が出ていないかどうかと友だちと心配しながら見学をしていました。


 今日から8月。この週末には永山地域のお祭りにも参加をしました。永山ハイツのお祭りでは子ども会のみなさんが多摩太鼓の先生の指導を受けた太鼓演奏を披露。子ども会の活動として太鼓指導があるそうで、羨ましい。太鼓演奏について評価のほどは私はわからないのですが、とっても素敵な演奏でした。そしてまた永山南公園で行われた永山団地自治会のお祭りでは・・・何と言っても「ごみステーション」における分別の徹底が印象的でした。ゴミ捨てに来た人たちに、ちゃんと分別をしてもらうように「監視員」ならぬ自治会のボランティアのみなさんがしっかりとガイドをなさる姿・・・印象に残りました。


 地域力がなくなっていること、地域での面的なつながりが失われているのは否定しようもない事実ですが、こうしたお祭りが毎年継続されていく、担い手がまだまだ存在していることに希望が持てないわけではありません。お客さんとして参加するけれど、主催者側にはなかなか加われないし加わろうとしない・・・・そんな人も少なくないのかなあ。お祭りシーズンは「人の縁」を感じる季節でもあります。

投稿者 hisaka : 2010年08月02日

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