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2010年07月26日

外に出るだけで体力消耗します。

 先週月曜日は海の日でしたので、今朝は2週間ぶりに永山駅での朝活動でした。今日は少しは暑さ和らぐ朝でしたが、それでも例年とは違うのではないか・・・と感じさせるのは本当に暑くて、立っているだけでも汗びっしょり。演説をすると、さらに体温も上がり、とにかく暑い!暑い!暑い!汗!汗!汗!汗!・・・・と・・・・。

 いつもと同じボリュームでしたが、暑さにより音量の感じ方も異なるのでしょう。「ちょっと、煩い!」と言われてしまったので、かなりボリューム下げてマイク使用をしましたが、途中からそれも断念。結局、マイクは使用しないで今月号のニュースを配布だけしました。顔見知りの方が「暑いのに、ご苦労さま。」「倒れないでね。」と励ましてくださるのが本当にありがたいです。


 あまりの暑さに外にいるだけで体力消耗する感じもあり、8時になってすぐに切り上げて、民主党TAMAの会議に向かいました。会議の主題は参議院選挙の総括や来年の統一地方選挙に向けての方針のこと。参院選の総括では、東京選挙区の民主党の蓮舫(20,334票)、小川敏夫(10,488.票)と二人の候補者の獲得票数の合計が、比例区での獲得票数(政党名と個人名の合計24,655票)をはるかに上回っていること。そして、その上回り分相当がみんなの党比例区獲得得票(政党と個人名の合計11,084票)になっていることなど・・・・票の分析やら、あとは地域での選挙活動に対する反省点を出し合うなど。
 来年の選挙については、地域の民主党の仲間を増やしていくための対応を協議するなど。いい人材を発掘していくことは常日頃の課題です。他の地域では人材を公募するなどの手法も取り入れています。多摩市ではどのように進めていくのか、最終的には地域の元締めというか国会議員や都議会議員の考え方一つというところがありそうです。市議会議員というのは同じ政党に所属している仲間であり、味方どうしですが、市議会議員の選挙になった場合には端的に言えば「敵どうし」・・・・そんなわけで、地域の民主党の仲間を増やしていく、そのための体力がどのくらいあるのかについて・・・・しかるべき責任者の判断が重要というのは言うまでもありません。


 そして、午後からは会津若松市からの視察対応。会津若松市は2年前に議会基本条例の先進地視察として伺った場所。わざわざこちらにお出ましいただくということそのもに恐縮してしまいます。会津若松市議会の議会運営員会のみなさまは我が多摩市議会の決算特別委員会の運営、議会における行政の評価の取り組みを中心にして調査に来られたようです。対応したのは議会事務局の次長と、安藤さんと私。さすが、会津若松市は議会基本条例では私たちの先を歩いているだけあって、来られた議員さんたちの問題意識や質疑の観点等とても鋭い。特に、議会評価のことに関しては、「議会全体としてのメッセージ」をどうやって創り上げていくのか?という点あたりにかなりの興味関心が集まっていました。


 ・・・・まだ、多摩市でも不十分にしか達成できていない点です。今はまだ各会派ごとにバラバラの評点をつけ、意見を表明して終わってしまっている状況です。ここから次の段階にステップアップさせるためには、実は個々の議員の意識をちょっとずつ改造していくことが必要と考えています。議員はとかく・・・選挙でも目の前に控えていると「自分が主張した!」ということを大切にしがちで、議論をしながら、自分自身の考え方が変わっていくこともあって当然ということをなかなか認めたがらない場合もあるからです。もちろん「自分の主張」や持論の展開は必要なことと思いますが、それだけを主張することが民主主義ということではありません。相手の主張も受け入れながら、自分の主張も理解してもらい、上手に合意点を探っていく作業にどう取り組んでいくか・・・・これこそが今後何をするにも肝になると考えます。


 そんなこんなで、熱心な視察一向は2時間半近くも多摩市議会での取り組みにヒアリングをし、明日の視察場所、茅ヶ崎向けて出発されました。会津若松市のみなさんは議会基本条例に基づく取り組みがだんだんと定着してきたし、ぜひ、また一度視察にお越しください!ということでした。議会改革の競い合い!との表現はぴったり当てはまらないかもしれませんが、でも、そんな表現が似合うような今日の視察風景でした。


 ところで、永山駅のネコの親子・・・行方知れずになってしまいました。

投稿者 hisaka : 2010年07月26日

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