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2010年07月15日

揺れる方針?!

 目下・・・・私たち会派の大きな懸案事項としては、唐木田図書館と学校給食センターの今後の方針を市長や教育長がどう考えているのかについて。

 今日は午前中に会派で会議をして、そのことがひとしきり話題となりました。特に図書館は開館が目前に迫っていると言ってもいいので。

 市長は6月の定例会の私に対する答弁では・・・・「民間感覚に照らすなら、新しいプロジェクトはそこに即戦力のスタッフを投入するのが普通のこと。仮に民間委託化を進めるにしても、試みるなら既存館でするべきだ。そうすれば、直営の時とそうでないときとの比較もできる。」という趣旨の答弁をされていました。なるほど・・・それが民間感覚なのか・・・と思いつつも、仮にそうするとしたら、今までに教育委員会が示してきたような「唐木田図書館は民間委託化をして、来春にオープンする」という方針を完全に転換することになるわけで、一体全体・・・・どう動いていくのだろう?既定路線の変更を鼻から否定はしなくても、当然ながら、従来の準備とは全く異なった工程を進んでいくことになるわけで・・・そこに要するさらなる労苦と時間はどのくらい・・・なんてことを考えていたわけです。


 どうやら市長は既定路線を踏襲することはしない方向性を示していく噂も聞こえてくるので、そうなるとしたら、私たちのこれまで示してきた判断とは異なる市長に対し、どうやって対応していくべきなのか・・・・協議をしなければなりません。はっきり言って、人員増やさずに新しい図書館をオープンすることはできないし、民間委託しないままで直営で開館するとしたら必要な人員としては7人から8人とも言われていて・・・・・それだけの人材を増やすだけの余力(財政+人員配置も含めて)はあったのだろうか?・・・みたいな。

 「うーん。」


 名実ともに現市長の当選を思いっきり応援してきた立場としてはどう対応していけばいいのか?

 なかなか悩ましいところでもあります。というか、かなり悩ましいところで、市長路線の変更に‘しなやかに’・・・・あっさりと「はい、そうですか。」とはならないということだけは確かです。

 ですので、私たちの見解を再度議論し合ったのですが、まだ今日の段階では議論途上。どうするにしても市長の腹積もり、覚悟が最も大きなところ。その覚悟たるやを私たち会派がどう評価するのかにもかかっているかもしれないですし、一度、市長との意見交換をしてみることが必要!というのが本日議論の到達点・・・・早速、市長室に日程調整をお願いすると・・・・こちらの希望日時ではかなわず・・・・。もちろん、それではと別日程を再調整して、予定リザーブしておきましたが、その一方で教育委員会にも意見を聞かねばならないです。市長にとっても教育委員会にとっても、そしてもしかしたら私たち議会や議員にとっても正念場かも。

 何と言うか・・・・決めきれていない方針をぶら下げられている職員にとってはいい迷惑なのかもしれませんが・・・・。(とはいえ、教育委員会方針を受けて、議会では過半数は民間委託やむなしの結論を得ていると理解できる状況ではありますが)

投稿者 hisaka : 2010年07月15日

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