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2010年05月31日

テルテル坊主に願いを託す日々。

 とても肌寒い週末を経て、今朝は寒さ和らぎ安心しました。お天気についてはテルテル坊主に願かけしたくなるような日々です。永山駅での街頭宣伝活動からスタートするのが私の週明け。先週月曜日は実施を見送ったので、今朝は予定どおりに。民主党と書いたのぼり旗はどうも出しにくく・・・・。

 無事に朝駅活動を終えてからは定例の会派の打ち合わせ。一般質問の内容をお互いに調整し合いました。先日配布された市長の所信表明原稿案を見ながら、私たちの考えをどう市長に問うていくかを少々議論しました。私の質問内容は学校給食センターの調理業務委託と唐木田図書館の運営手法について。所信表明原稿案の中でも具体的に触れられていない事項ですが、午後から傍聴した教育委員会でも6月定例会での補正予算の計上を見送った項目として報告がありました。


 一応・・・というか、一応ではなく・・・・教育委員会は市長とは独立した機関とし存在しています。市長がそのことへの認識をどのように持っているのかを出発点にして、質問を組み立てていかねばと思っています。


 さて、午後から傍聴した教育委員会。学校給食センターの調理業務に関わる請願が提出されていたこともあり、通常よりも傍聴者が多数。教育委員同士の議論に注目が集まりました。相変わらず、論議を深める教育委員会になっているとは言い難い場面の連続に傍聴席からはため息に失笑も。学校給食センターのことに関しては既定路線に従って、調理業務の民間委託にストップがかかるような意見はなかったわけですが、私が聞いていても「そんな議論や発言内容では調理業務に懸念を抱く市民の意見に耳を傾けているとも言い難く、応えきれていない。しかも理解を得ようともしていない。」という状況に何と言っていいのやら。ちょっとひどすぎるなと思いました。
 そして何よりも、「時間になってしまったので。」と後の用事のことを気にされて、途中退席された委員がおられたのにはビックリ。「一名お帰りになり、抜けてしまったので、議決するのは次回に見送った方が賢明だと思いますので。やはり全員そろった場でないと。」という委員長の議事進行。


 その議事進行にとやかく言うわけではありませんが、状況を聞いてみれば・・・・途中退席は今日だけではないらしい・・・・。比較的よく傍聴されている市民の方に伺えば、「いつもいなくなるのよ!」という話で・・・・・。もしかすると、教育委員という仕事が思いのほかハードで、本業に差障りがあるなど職務全うすることができないのであれば、しかるべき身の処し方があるのではないかと思います。もちろん議会としては、市長からお願いされた人事であり同意したとの経過もあり、人選を進める際に確認を怠ったという指摘もいただくと感じます。しかし、市長が「人格高潔で誠実」と推薦する人物であり、わざわざそんなこと確認するまでもないこと。以前にも忙しすぎて、教育委員に就任したものの辞任されたという例もありますし、現状で難しいのであれば、市民のためにも何とか状況改善していけるように・・・・誰かが働きかけないと?!。。。。っていったい、どなたの役割?教育長かな?


 今日の教育委員会でもう一つギョッとしたこと。それは東西愛宕小学校の統廃合問題について。統廃合した場合、どちらの校舎で統合新校を存続させるのかという話題が出ました。いずれも地域、保護者を含んで決めきれないらしく、無理やり決めてしまうのはシコリを残すことにもなるので、慎重に対応したいと。


 慎重に対応するというのは否定しませんが、その議論の流れにおいては「第三の道」なんて意見が飛び出しました。


 「えっ、第三の道?」


 それってどういうことなんでしょう?現在の、東愛宕小校舎でもなく、西愛宕小校舎でもなく・・・新たな選択肢を模索するということ?!


 どういう発言の真意があるのか分からないのですが、少なくとも2名の教育委員からの発言があり、思わず聞き間違えたのかと耳を疑いました。

 第三の道=どこかに「新しい校舎をつくる」という風にしか聞こえなかったのですが・・・・・。教育長からは発言がなかったのですが、これが腹案?!要注意で推移を見守らねば、とんでもない結論が導き出されそうですね。財政困難云々と必死なる財政再建をしている中で出される議論として・・・・安易すぎないかと思ったものです。色々な観点から分析すれば、最も財政負担が軽くなる選択肢と言えるなら、その根拠を示してもらわないと。

 そんなこんなで最後には思わず目がぱちくりするような「第三の道」論が示されて、教育委員会は閉じました。明日は6月定例会の議案説明が行われます。3月定例会が骨格予算だったので、今回の6月の補正予算では新市長就任後に盛り込まれた「政策的経費」にどんな目玉が組み込まれているのかがちょっと楽しみ。

投稿者 hisaka : 2010年05月31日

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