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2010年05月06日

すっきりと青空。すっかりお休みしました。

 とてもとても久しぶりの更新になりました。実は、4月末から神戸に行きました。用事が入ったので、連休前には多摩に呼び戻された感じでしたが、すっかりとお休みをいただいて・・・「仕事しなくっちゃ!」という気持ちになっています。


 神戸に行ったのは2年ぶりくらいのこと。ここのところ、ずっと選挙活動続きだったので、まとまって休みが取りにくい状況でした。乳児だった子どもの健診があったころは、必ず出産した病院に3カ月に一度は足を運んでいたのですが、その後・・・・だんだんと子どもの成長とともに多摩から神戸の道のりが長く長く感じられるようになりました・・・・・5時間かかる道のりに子どもをじっと我慢させておくことはとても辛いので。でも、さすがに5歳にまで到達した我が子!成長ぶりを感じる道のりでした。


 新幹線と言えば、スジャータのアイスクリーム。これは実は新幹線車内でしか口にできないのですね。ちょっと寒かったのですが、バニラと抹茶を購入して半分ずつ食べようと考えていましたが、結局のところ私が一個半食したというのが顛末で、食後には美味しさよりも体の冷えを感じて、今度はコーヒーの車内販売を待ち望んだという道中。新幹線に乗ると「絶対、食べなきゃ!」という気持ちになってしまいます!


 神戸に行った目的は少し気持ちをゆったりさせたいということ。それからもう一つは祖父のお見舞いです。祖父は兵庫県内の老人介護施設に入所しています。93歳の巳年です。ちょう巳年の私とは60歳、5週違いのおじいちゃんなのです。自転車屋さんなどを営んでいたので、一年中顔が白くなることもなく、手の爪は黒かったし、ごつごつしていたイメージだったのですが、すっかり色白なある意味できれいなおじいちゃんになっていました。車いす姿で、記憶もほとんどないおじいちゃん。せつなくて何となく涙がほろりとこぼれそうになりました。でも、そんなおじいちゃんがハーモニカを吹いてくれるのです。でも吹くのは記憶をたどりながら「夕焼け小焼け」「くつが鳴る」の2曲。昔はバイオリンもハーモニカもなぜか独学でしかも楽譜を読むのではなくて、耳で聴いて、アレンジをしながらの演奏をしてくれたのものです。もちろんハーモニカと言っても、和音ありで伴奏つきというのは今も変わらないのがすごい。若いころに身に付けたというか身にしみついていることって生涯やっぱり忘れないのかなあと思いました。


 おじいちゃんは私の名前もわからないし、娘と息子の名前を思い出すのも精一杯。でも、お見舞いに来た私たちに嬉しくて涙を流してくれました・・・でも、その涙もどうしてこぼれるのかが上手く説明できないおじいちゃんなのです。あと残された時間は・・・神様だけが知っていること。同じところには101歳になるおばあちゃんが入所されていたのですが、これまたびっくりなことに頭脳明晰でハキハキしているおばあちゃんなので驚きました!それから、目の当たりにしてまたもや実感したのは高齢者にとっての「子ども」の存在。うちの5歳児はすっかりとアイドルのようになっていました。その光景は、高齢者と子どもたちが交流できる場の必要性を絵にしていました。「子ども」という存在を眺めるだけでも元気がもらえる・・・という空気がありました。私たち親子にとっても貴重な場でした。

 そんな風に親戚などに会うだけですぐに時間が終わってしまう神戸滞在でしたが、気持ちをリフレッシュして多摩に戻りました。多摩では少しだけ仕事も入りながら、あとは連休もゆったりのんびりと過ごすことができました。新緑がますますますます深まっていい季節です。乞田ふれあい公園のにぎわいも相変わらず、多摩センターの子どもまつりも例年どおりに、そして永山駅前の雑木林もにぎやかになってきました。「多摩っていい街だなあ。」と思います。実は早めに多摩に戻らねばならなかったのはお笑い番組の取材依頼があったから。改めて多摩の魅力は?って尋ねられて・・・やっぱり私は「みどり」と答えてしまいました。。。駅に降り立ったときに深呼吸したくなる!そんな多摩市が私は好きです。


 という思いで、今日からまた再始動かな?少しプライベートな話題を書いてしまいましたが、今朝は民主党本部で行った女性議員ネットワーク会議の研修会に参加してきました。「女性と医療」という観点から話を伺ってきたのですが、とても勉強になりました。この話をもとに、女性と健康政策の問題に取り組んでみたいなと思っています。

投稿者 hisaka : 2010年05月06日

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