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2010年04月21日

プラス思考で進みたい!

 青空のもと、新市長が初登庁。昨日の見送りセレモニーにしみじみしている場合ではなく、あっという間に阿部新市長の出迎えを行い、阿部市政の船出を大いに歓迎するセレモニーに・・・・。新しい市長の就任にはやっぱり緊張感漂うというか、市役所がピッと姿勢正す感じがします。

 今日は市長の出迎えを行った後、会派での打ち合わせをしていたので、市長が職員に向けて挨拶を行った庁内放送もたまたま聞くことができました。


 就任にあたっては、責任の重さや期待の大きさに身震いがすると。


 そして行政経験も議会経験も皆無の市長というのは多摩市政始まって以来初めてのことなので、とにかく職員の皆さんに細かなところはご教授いただきたいということ、そして市長としては市役所全体の活性化にまずは取り組んでいきたいとのことで・・・・・全職員との対話をするということを表明しておられました。全職員というのは・・・・正職員以外のことも含むのだろうか?・・・・などと考えながら、庁内放送に耳を傾けていました。行政に全く精通していない市長を迎える経験というのは職員にとっても議会にとっても初めてのこととも言え、つまりは、この先どうなっていくのかはある意味で不安も少々入り混じりながらということになるでしょうね。


 阿部市長・・・「ぜひ、廊下などで見かけたら気軽に声をかけてください。」「メールでもなんでもいいので、提案その他なんでもご意見を寄せてください!」ということを強調して職員に呼び掛けしていたのが印象に残りました。共に議論して、汗をかいていきたい!そんな思いをこめた挨拶だったと受け止めました。


 加えて、声なき声にもしっかりと耳を傾ける姿勢を示していたこと。それから、難しい時代に2期8年間舵取りをしてこられた前市長の渡辺幸子さんへの敬意を込めた一言も忘れずに冒頭に述べられていたことも印象的でした。


 「市民主権のポジティブ多摩へ!」・・・・前向きに取り組んでいこう!プラス思考で進めていこう!

 そこに、議会は議員はどんな風に関わっていくのかが問われます。高度なる政治技量が求められるのが実際で、決断する勇気と覚悟をしっかりと持たなければいけないことだけはわかります。議会や議員との関係性も言ってみればゼロベースから構築されていくはず。やっぱり、市長と議会や議員との関係は、選挙で支援をしたとかしないとかそんな狭い範囲でものを考えるべきではなく、あくまでも「是々非々」であるべきなので。


 ところで、今日は会派その他の打ち合わせが長引いてしまったので合流できなかったのですが、「六本木ライブラリー」の視察に行く予定でした。今度、ぜひ行ってみたいと思います。「人とつながる出会いの場」でありたいという活動には図書館活性化のヒントがありそう。無料見学会などあるようですので、そちらに行くのもいいかなと思っています(ただ、夜間帯開催なのがちょっと辛い)。
 

投稿者 hisaka : 2010年04月21日

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