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2010年01月16日

空高く。

 どうも金曜日の夜は私にとって鬼門で。。。「ふー。」と深呼吸をついて、ついついブログ更新を後回しにしてしまうようです。

 昨日は特別職等報酬審議会を傍聴しましたが(電話の応対があって時間通りに到着できなければ、傍聴している間にも電話が鳴って落ち着けなかったけれど)、議員報酬については「議会開催日だけではない議員の活動もきっとあるのでしょうね。いろいろ調査とか・・・・。」という会長さんの意見を踏まえて・・・・「うーむ。」と審議会全体の雰囲気としては考え込んでいる雰囲気でした。どうやって今後の方向性がまとまっていくのだろう?と思いながら議論の行方を見守っていますが、まだはっきりとは見えてこない状況です。
 
 先週末の日本経済新聞の記事には・・・・

地方自治法を抜本改正 総務省、議員を行政要職に

 総務省は地方議会のあり方を見直すなど地方自治法を抜本改正する。都道府県や市町村の首長が議員を在職のまま副知事や副市長、各部局のトップに起用できるようにする。地方議会の多くは無所属の首長を与野党相乗りで支える総与党化で本来のチェック機能が働かず、存在感が薄れている。議員を政策決定や執行に参加させることなどで議会を活性化し、民主党が掲げる「地域主権」の実現に向けた基盤を整備する。今月下旬に発足する「地方行財政検討会議」で議論し、2011年の通常国会に関連法案を提出したい考えだ。

 現行の地方自治制度は首長と議員がそれぞれ住民の直接選挙で選ばれる「二元代表制」。首長と議会はほぼ同等の権限を持つが、議会は審議の形骸化で多様な民意の反映や執行機関の監視などの役割を十分果たせていないのが実情だ。(11日 07:00)

 加えて、共同通信の方からも・・・

地方議会の住民参加を促進 自治法抜本改正へ議論

 総務省は鳩山政権が掲げる「地域主権」推進のため、地方自治法の抜本改正などを議論する「地方行財政検討会議」の初会合を20日に開く。地方議会の活性化に向け、会社員や主婦ら多様な住民参加を促す方策などがテーマとなる。早期に意見集約し、2011年の通常国会に同法改正案提出を目指す。

 同会議は、原口一博総務相を議長に自治体の首長や有識者ら計18人で構成。地方議会改革のほか(1)教育委員会の設置を義務付けている規制の見直しなど自治体の自由度拡大(2)政令指定都市の権限強化を含む自治体の在り方―などを中心に議論を進める。

 議会制度の見直しでは、会社員が議員活動に専念できるよう休職、復職制度の導入を労働法制との整合性も勘案しながら検討。1年間に開く定例議会の回数を条例で定めている会期制を見直し、通年化して柔軟に開催できるようにすることも議論する。

 抜本改正に先立ち、18日からの通常国会にも同法改正案を提出する。複数の自治体で保健所などを共同設置できるようにして職員が少ない自治体でも行政サービスを充実させる制度や、人口に応じて決められている議員定数の上限撤廃などが盛り込まれる。(2010/01/16 16:46)


 ということで、報酬問題の決着をどこでつけるか・・・法律改正もにらみながらということになるのでしょうか?

 ところで、本日は乞田ふれあい館、ふれあい広場にて開催されたどんと焼きに参加をしてきました。点火の場面に立ち会ったのは初めてのこと。火をつけるとあっという間にメラメラと燃え上がり、ちょっと怖いくらいでしたが、灰が空高く舞っているのを見ながら、一年間の健康や無事を願いました。こんな年中行事が将来にも続いていくことも願いました。やっぱり、これはキャンプファイヤーの炎とは全然違う意味を持つものだと感じたのでした。


 もう少し、どんと焼きを見ていたかったのですが(できたらお団子を焼いて食べたかったなあ。)、今日はお隣町田市にて民主党の新春の集いがあったので、そちらに移動。町田市は来月14日告示で21日が投票・・・市長選挙と市議会議員選挙が行われます。ちなみに日野市では市議会議員選挙があります。政権交代は果たしても、市民の一番身近な議会の議席の構図が変わらない・・・。なので、「政権交代の礎」をつくる必要があります。その活動をともに進めてくれる仲間を増やしていかねば。町田市議会議員選挙には10名が立候補を予定しています。これまた全員が男性という点が残念なのですが、みなさん「レディーファースト」徹底しています・・・あしからず。

投稿者 hisaka : 2010年01月16日

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