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2009年12月16日

12月定例会 議会改革特別委員会

 着地点を見つけていくために・・・・・軟着陸するためにはどうすれば?


 議会基本条例の制定も大詰めの大詰めの大詰めの段階?


 委員長も今日の委員会中には「胸突き八丁」と何度も口走っていて・・・全く役立っていない副委員長の私は委員長ならではのちょっぴり強引すぎるリードにハラハラドキドキ・・・・・。


 ってこのハラハラドキドキの味わいにも少々慣れ親しんでいるわけですが、委員長の苦労は並大抵なものではなく、言ってみれば、「この強引さ」がなければ、ここまでたどりつけなかったのは事実だと考えているので、あとは「条例制定」という頂きに手が届くかどうかという感じです。


 背伸びしたら手が届きそうなところに蝉が止まっているのに・・・届かない・・・・。「逃げちゃわないでね。」って心の中で念じながら、また背伸びしてうーんと手を伸ばしている気分。


 傍聴席で毎回のように熱心に議論を見つめている議会ウオッチャーの市民の方々はどんな気持ちでいらっしゃるのだろう?


 今日は最終的に条例文を確定させてしまいたい!という思いもありながら、新たな提案が出てきたので議論をしました。

 「やっぱり、最後もう一度条例文を読み直したら、一部の市民のことにしか目を向けていないような気がしてしまって・・・・・」との立場から、いわゆる「声なき声」の市民にも最大限の気配りや配慮をするということを宣言として入れたい!そのために議員がしっかりと市民のところに意見を聞きに行くということを明確にしたい!・・・・・積極的に意見を述べて参画できない人たちのこと、本当は意見があるのに言いだせない人・・・・・そんな方々に理解してもらえる受け入れてもらえる条例にしないと!


 自治基本条例の議論でも「市民参画するのは‘一部市民’」・・・・という議論があった記憶が。声の大きい人だけが得をする構造になってはいけないということで、「市民が参画できないことにより、不利益を受けることのないよう、配慮します。」という一文を挿入したのでした。


 さて、議会基本条例でも上記の件については全く配慮ないわけではなく、一応、条文全体にも包含されていることなのですが、「明確な一文として挿入する」かどうかについてははたまた各会派の協議事項として宿題になりました。


 どこかの段階で「これで!」と腹を括って決めてしまうことをしなければなりません。でもその時期はもう少し先に。最終的に全会一致で議会基本条例が制定できるかどうか・・・・。議会の過半数のメンバー、議員13名で構成されている特別委員会。各会派で十分な議論と協議があり、その上で意見交換をしてきたのは紛れもない事実。議会全体で取り組んできたということに各議員がどんなスタンスを示すのか・・・・最終結論は3月になるかな。あともう一息のもう一息のもう一息。

 12月定例会も残すところ明日は代表者会議、明後日は議会運営委員会、そして22日最終日の本会議となります。

投稿者 hisaka : 2009年12月16日

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