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2009年12月01日

12月定例会初日 行政報告・一般質問ほか

 今日から定例会です。副市長席が空っぽなので市長は一人ぽっつりしていて、隣に相談相手がおらず・・・・という状況ですが、前回の定例会からこの間2か月・・・・お1人で行政運営のかじ取りをしてきた自信さえあるようにも見受けられます・・・・まあ、泣き言もぼやきも言ってられず、日々まわしていかなければいけないのが実情ですから。


 というわけで、今日は新型インフルエンザについて接種費用の助成についてまずは補正予算の審議が行われました。お隣さんの稲城市での対応を参考に助成をすることとなりました。多摩市はホームページ情報では「新型インフルエンザについてとなっているところに盛りだくさんの情報が掲載してありますが、保育園・幼稚園児や小学生1~3年生には集団接種も行われます。集団接種については既に保育園ママたちの間でも話題になっていました。

 上記の補正予算は全会一致で可決し、それからは一般質問でしたが来年4月の市長選挙を見据えてなのか、市長の進退をストレートに問う内容の質問もあり、一体どんな答弁が来るのだろうかと思っています。それぞれ議員の持ち場や立ち位置によって市長の評価も変わります。それは当然のこと。でも行政の答弁はどの議員に対しても公平にあって欲しいものです。議員の顔によって答弁する態度が微妙に違うわけですが、何かどこかに議員の格付けでもあるのでしょうか?


 今日は「子どもの貧困」に関する質問があったのでやりとりを楽しみにしていたのですが、残念ながらあまり突っ込んだ内容にまで話が及ばずに議員さんの「意見の開陳」で終わってしまいました。でも、一般質問って実は単なる「意見の開陳」だけであって、別に市長や行政側と討議するような場ではないという人もいるようです。単なる意見のお披露目であり表明に過ぎないのであれば、別に議場でやらなくたっていいですよね・・・やっぱり、議会基本条例で目指しているように「討議の場」としての議会になればいいなと思うわけですが、理想と現実との間に壁があるなあと感じます。その壁ってどうやったら切り崩せて乗り越えていけるのでしょう・・・・。


 来年4月もまた保育所が狭き門。待機児が出そうだし・・・働きたいのに働けないと涙をのむ親子の姿が目に浮かぶのです。「打つ手なし」みたいな状況になっていて、何だか担当者もやってもやっても・・・・というスパイラル構造で苦しいんだろうなあ。保育の「質」も維持しながら、責任を持って子どもたちの成長を支えていかねばならないという使命だけは堅持して進めていかなければいけない。だから・・・ある意味で時間も一定程度はかかるわけで、そこをのろのろしているとも言えない状況にあることも理解して、何とか「働かないと!」という市民の思いに寄り添いたいものです。
 
 

投稿者 hisaka : 2009年12月01日

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