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2009年11月27日

12月定例会前の議会運営委員会とか。

 議会運営委員会があり、12月定例会の議事が決まりました。定例会の初日に新型インフルエンザのワクチン接種についての費用助成に関する補正予算がまず審議されるのがちょっとイレギュラー。あとは一般質問、補正予算、各常任委員会、特別委員会で最終日を迎えるというかたちです。

 今回は市民からの陳情がいつになく多い・・・・。学校給食センターについて民間委託化反対を趣旨とする陳情が2件あり、これは私の子ども教育常任委員会の案件ですがが、前回から継続している唐木田図書館業務の一部民間委託化反対の陳情とも合わせてかなりハードな審査になりそうです。
 この2つの問題についてはこの間の定例会で一般質問をしたわけですが、市民の合意をどのように取り付けていくのかが問われている象徴的な問題。しかも2つとも教育委員会の取り組み。本当は委員会審査の場に・・・教育委員長にでも出席をしていただいてご意見を伺いたいくらいです。委員長にお願いしてみるかな。

*唐木田図書館については実はアンケートしているのですが・・・。(図書館のホームページ見ていないと気がつかないのです・・・)


 それとともに・・・今回は「職員の給与見直し」「議員定数見直し」についてもそれぞれ陳情が提出されています。前者は総務常務委員会で、後者は議会運営委員会で審査されることになりました。どんな意見交換が展開されるのでしょうか。

 ところで、今日は午後から議会基本条例案の議員全員説明会を行いました。議会改革特別委員会は各会派から2名ずつ委員が選出されていて議論を積み重ねてきました。つまり、委員会で討議を深めていくその前提には・・・各会派内でしっかりと意見交換がされていて、会派の意見をまとめてきている・・・はずなんですが、どうやらそういうわけではなかったようですね。全員説明会では委員ではない方から条例案の内容に問題点が多いという指摘をいただきました。もう一度、リセットするわけにはいかないのですが、最終的に決定するまでの間、どうやって議会内での合意形成を図っていけるのか・・・あと一息が・・・なかなか。

 そうそう、たまたま全員が集まった場だったので議長からは地方議員年金問題について情報提供があり。すでに破綻は2012年度と言われていて、目前のなかで小松原市議会話題は記憶に新しいところ。
 

 11月3日付の読売新聞『破綻寸前の地方議員年金、総務省が廃止案諮問』

 全国の市議会議員などの議員年金が2012年度にも破綻(はたん)する問題で、総務省は2日、議員年金制度の廃止案を同省の有識者会議に諮問した。
 存続案も併せて提出したが、制度維持には毎年140億円規模の新たな税金投入が避けられず、同省として初めて廃止論に踏み込んだ。年内には答申を受ける予定。

 地方議員年金は、現役議員の掛け金と自治体の負担金とで運営。廃止案では、地方議員すべての年金を10年度末で清算し、現職議員は在職年数に応じて、掛け金総額の最高63%を一括支給する。年金受給者の議員OBはこれまで通り支給する。

 存続案は、受給額を5%か10%カットする2案が提出された。
 国会議員の年金は06年4月に廃止されている。


 これについて・・・「年金受給者の議員OBにはこれまで通り支給」・・・には疑問が残る。でも、今なら63%は返してもらえる。その方がいいかもしれない・・・これ以上損害を大きくしないためにも?!と思うけれど、「利子や利息まで払ってほしいとは言わないまでも、支払った掛け金が帰ってこないなんて泥棒のよう・・・・」という声も。・・・でもそんなこと言っていられない。破綻しているし、あてにもできないセーフティネットに毎月8万円ほども議員共済の掛け金が給料から天引きされていることには疑問をいただいてきたので、今回の検討の行方を注目している・・・・でも年金を受給できるのがまだまだ先の先のことの私とそうではない議員さんとでもこのあたりの感覚には差異がありそう。
 でも、明らかに地方議員制度は議員特権の一つと言われるのは当然で見直すべき、廃止すべき・・・という流れを押しとどめることはできないだろうな。 

投稿者 hisaka : 2009年11月27日

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