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2009年10月29日

さ、どうするか・・・。議会だより。

 今日は午前中は議会改革特別委員会。世話人会で作成した議会基本条例を動かしていくために必要な各種規則などを提案し、あとは「持ち帰りの議論で♪」とお願いして終了。

 私のみならず、各議員の皆さんもかなり日々に追われているのだな・・・と思うのは、「会派で持ち帰りの議論を・・・。」とお願いしても、なかなか議論しきれておらず、次の会議を迎えてしまうというところにも垣間見えたり。


 議会基本条例の制定に向けてはいよいよゴールが見えてきたわけですが、それはプロローグに過ぎず、条例制定後からが大変になってくることを同じくいよいよ覚悟しなければいけないのだと感じています。(って私だけ?!)

 さて、午後からは議会だより改革の検討チームの会議。このチームは議会運営委員長の小林さんを中心に、今井さん、向井さん・・・そして私の4名がメンバー。もっと市民に愛される情報媒体=議会だよりを目指して、改善を検討中です。そんな中で浮上した一つの案が現在のタブロイド版ではなく、パンフレット型にし、さらにカラーにして見やすくしようというもの。今はたま広報に倣う形で同じ大きさにしていますが、他の自治体に行くとパンフレット型でカラーで見やすく、そしてページ数を増やして内容も充実・・・・と(私たちには思える)ものもあります。


 また、現在でも例えば各議員の一般質問内容が掲載されていますが、これには行政側の答弁も記載されておらず、また各議員がそれぞれ思い思いに字数内にて原稿執筆を行っているために読みづらいという声もあります。(逆に、バラバラ加減が議員の個性を表していて面白いというご意見もありますが。)
 いずれにせよ議会だよりの内容についても市民=読者の視点をもっと大切にし、議会情報をより発信していける媒体にしたいと考えているわけです。


 ところが、パンフレット型にするとなれば印刷費がかかり、新聞折り込みで配布をしようとするとページ数が増える分コストが必要になることが明らかに・・・・・となれば、経費増は考えられずあえなく断念?・・・・・。
 そしてまた各議員の一般質問内容のことについても、多摩市議会の一般質問と答弁のやり方は一問一答方式を採用していることから、「問い×答弁」のエッセンスをかっちりと書きあげることは難しいのではないかという問題提起も。他の自治体議会のように一般質問の発言にかなり制限をかけ、再質問を含めた質問(発言)回数を限定しているところなどは「問い×答弁」をまとめやすいということになるわけですね。


 ってことで、私たち議会だより改善改革?見直しチームはただいま「より市民が手に取りたくなる市議会だより」を目指して鋭意検討中なのです。ぜひご意見をいただきたいと思います。「読んでもらいたい!」・・・ってその前に手に取ってもらう段階から考えなければいけないと思っています。

 ところで、インターネット選挙解禁に向けた取り組みが始まったようです。ぜひクリック・・・署名をお願いできたら!いまどきインターネットで選挙活動をしてはならない・・・というのも時代にマッチしていないですよね。
 

選挙運動でインターネットの利用が禁止されていることをご存じですか? 来年7月にひかえた参議院議員選挙でも今年の衆議院議員選挙同様、街頭演説や選挙カー、政見放送などによる情報だけで十分でしょうか?


投稿者 hisaka : 2009年10月29日

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