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2009年09月29日

熟慮中・・・です。

 今朝の読売新聞の朝刊に多摩市の副市長が退任するという情報が掲載されたようです。そこで数件の問い合わせをいただきましたが、退任の理由については私は存じ上げませんし、「一身上の都合」ということ以上のことはわかりません。

 昨日の決算特別委員会の最終日に、共産党の橋本さんがかなり丁寧にこの件に関連し、市長に質疑をしていましたが、今後について・・・任期残りもあと半年の市長が後任人事をどうするのかについては「熟慮中」ということでした。

 でも、市長は副市長二人制度は堅持する方針とのこと。昨年度来、副市長は一人体制。これについてはもう一人の人事について議会に同意を得られなかったからだと説明していますが、議会もふさわしいと判断できる人選であれば認めないとするものではないでしょう。もちろん、もともと副市長二人は不要だとの見解もありますが、市長が答弁していたように「政権も交代し、ますます地域主権、地方分権が進むことを考えると副市長二人いてもいい。」というのはその通りかもしれませんし。

 実際に副市長が一人になり、「業務は停滞はしなかったけれど、でも、加重がかかったことは事実。広く浅くの対応にならざるを得ない場面も無きにしも非ず。」ということだったようで、その点から考えても、人選によっては二人という考えも否定できないのかもしれません。


 副市長二人制について民主党TAMAはどちらかというと否定的な立場ですが、市長の言い分については一応理解はするものです。


 
 ということで、副市長が0人になるということですから、この事態をどう考えればいいのでしょう・・・・。市長は「熟慮中」という言葉を繰り返すのみでしたが、当面は職務代理者を立てながら(企画政策部長、総務部長やら)進んでいくはずなので、業務が恐ろしいほどに停滞するとは思えないものの、やっぱり、職員ではない立場で市長に対し物申せる人がいないという状況はあまり望ましいとは言えない気もします・・・・。


 かといって、議会がどうこう働きかけるような問題でもなさそうですし。

 でも、今朝の報道で副市長退任のニュースを知った市民も首をかしげずにはいられないのでしょう。それは私も同じ気持ちです。市長は「総合的に判断をして、退任を認めることにした。」ということ・・・腹の中にぐっとこらえている気持ちを当然お持ちとは察するのですが、それ以上のことまでは私が立ち入れるものでもありません。ただ、私は・・・粛々と進んでいくであろう行政の事務執行をこれまでどおり見守っていくしかないというのが事実です。


 市長はいつまで熟慮なさるのでしょう・・・・定例会最終日までに結論が出るとは思えないのですが・・・・。

投稿者 hisaka : 2009年09月29日

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