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2009年09月01日

9月定例会始まりました~一般質問1日目

 今日から定例会がスタート。主には一般質問が順次行われるというのが日程ですが、定例会の初日というのは冒頭に議長や市長から雑多に諸報告が行われます。その市長の行政報告にあっと驚いたのは多摩都市交通施設公社が解散され、清算された結果・・・多摩市に返戻金があったのだとか・・・・その額が27万5801円!!!

 戻ってきただけ良しとする?!


 私は「桁がずれているのではないか?違っているのではないか!」って耳を疑ってしまったので、市長の述べる行政報告の原稿内容を思わずチェックして金額のみ確認をしてしまいました。

 何回見てもその金額や27万5801円。


 いやはや・・・・杜撰も杜撰な運営実態を改善することもできず、旧住宅都市整備公団の天下りポストの提供し続けてきたことに言葉も失ってしまいます。

 というわけで、今日の一般質問には菊池さんが復活。脳梗塞の後遺症は残るものの、リハビリによる機能回復は驚異的で、ご自身の経験と境遇をもとにして「介護・福祉」の問題を取り上げていました。病に倒れられた際には、議場に復活できないのではないかとの心配の声もありましたが、市民や市政に対する思いは変わることなく、むしろ「介護を受ける側」からの現場の声を生で発し、届けることができるという臨場感に満ち溢れた質問は気迫十分でもありました。
 「政権交代で大きく政治の流れが変わっていくと思うが、その変革を待つまでもなく、市長はきちんとギアを切り替えていくべき。介護や福祉に対して国にも先駆けて、多摩市が先頭を切って思い切った取り組みをして欲しい。」ということを切々と主張なさっていました。


 菊池さんの姿に「感動した」という声もありましたが、私も・・・目頭がちょっぴり熱くなりました。

 ところで、地上デジタル放送のこと。橋本さんが難視聴地域のことを取り上げていました。ちょうど私も市民の方から地上デジタル放送のことについて「放送が映らない可能性」の心配の声が届いていたので、とても興味深くやりとりを聞いていました。橋本さんは移行期を迎えるにあたっては、多摩市でも専任専門に「相談窓口」を開設するべきではないか?という提案をされていましたが、どうやらそういうつもりはないみたい。一応、多摩市内の担当としては情報システム課が受け持っているみたいですが。そこは単なる調整機能を果たし、市民からの苦情その他は広報広聴課が担当しているのが役割分担との話はわかりました。


 橋本さんの指摘通り、地上デジタル放送のことについて問い合わせをすると「相談センター」の電話番号を知らせるというのが現状。0120で無料通話できるわけではなく、ここに相談電話をして通話料を支払うというのに納得できないという橋本さんのご意見も一理ありますね。とりあえず、橋本さんの一般質問を受けてなのか、公式ホームページの「地上デジタルテレビ放送」の内容は今日付けで最新内容に更新されたみたいです。


 結局のところ、難視聴地域への対応としては聖ヶ丘5丁目のところに「永山サテライト」とかっていう中継基地局を設置する方向になっていて、来年の6月から稼働するというのが予定らしいのです。ここが設置工事を完了できれば、何とか行けるだろうというのが見込みになっていると確認しました。


 そう言えば、決算特別委員会で評価をする対象事業14項目について問い合わせがありましたので掲載いたします。


①多摩市立複合文化施設等管理運営事業(パルテノン多摩のこと)
②多摩市社会福祉協議会助成事業
③障がい者就労支援事業
④シルバー人材センター助成事業
⑤いきがいデイサービス事業
⑥こどもプラン推進事業
⑦(旧)管路収集センター維持管理事業
⑧ごみ減量化推進事業
⑨多摩商工会議所補助事業
⑩観光事業
⑪せいせき多摩川花火大会補助事業
⑫公園整備事業
⑬住宅耐震改修等促進事業
⑭地域教育力支援事業


 忙しい9月が始まりました。9月議会は決算特別委員会もはさむので終わるのは来月の2日です。

投稿者 hisaka : 2009年09月01日

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