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2009年08月11日

続・議会の準備

 今日は午前中に南野の学校給食センターにまで行き、話を伺ってきました。先日追加で1名の市民公募のあった学校給食センター運営委員会には4名もの応募者があったのだとか。1名欠員のまま委員会がスタートしていたので気になっていました。はからずとも4名もの応募とはうれしいことです。市民の関心の高さを示しているのかな?

 さて、学校給食センターと言えばその運営の効率化が既に記憶彼方に近くなっている行財政診断白書の重点項目にあげられていて以降の懸案事項。すでに、議会でも業務効率化を目指して運営手法の見直しを検討すべきだと指摘(自民党や公明党の議員)が続く一方で、市民にきちんと説明をしないで民間に業務を委託すべきではない(生活者ネットワーク)という意見、民間活力導入には全く反対(共産党)という立場の意見表明があります。もともと私自身はメラミン食器導入とともに給食拒否でお弁当持参っ子・・・給食よりもお弁当の方が断然においしい!との考えしか持ってこなかったというのが事実です。札幌で小学校に入学したときには親子方式の給食で隣接する中学校で調理されたものが運ばれていた気がします。札幌の給食はおいしく、多摩市に転校してきたときの給食の味にどちらかというと最初は憂鬱だったように覚えています。給食で出されるハムやウインナー類はどうも受け付けられず、呑み込んでいました。


 ・・・とその時代よりははるかに給食の内容もよくなっているのかもしれませんし、大人になり・・・求職試食会などでは「こんなものか」といただいているわけですが、「おいしさ」の基準が家庭の味にある限り、給食というのはどこまでいっても「おいしくて大好き!」にはなれないようにも思いますがいかがでしょうか?


 まあ、「まずくはない」「とびきりおいしくもない」・・・・でも「おいしくは食べられる」くらいでいいのかもしれません。

 話を戻すと、そんな給食を調理している学校給食センターですが、もう再来年(2011年)の9月からできたら現在ある2つのセンター(永山、南野)のうち、一方を民間に任せていきたいというのが方針のようで、順次そのための手続きを踏んでいるのが現況。学校給食センター運営委員会にも給食センターの運営について「一部業務の委託化」に対する検討を諮問しているのだとか。もちろん、これは「一部業務の委託化もすべきではない」との結論が出る場合も想定しているようですが、このご時世・・・・公務員天国で多摩市の公務員給与は日本一とスクープされている状況を考え合わせれば、やはり業務の効率化は避けられないのかもしれないと薄々感じさせられる今日この頃です。

 いずれにせよ、今後の学校給食というのは単に満腹になればいいというだけではなく、新たに「食育」の観点を取り入れて指導することが求められるので、多摩市教育委員会としても学校給食を通じて実現したいことは何かを見定めていく必要もありそうです。すでに言わずもがな、その方針たるや確固たるものがどこかに示されているのかもしれませんが・・・・探してみないと。一般質問の話題にできるかどうかはそれから考えようかと思っているところです。

投稿者 hisaka : 2009年08月11日

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