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2009年07月31日

童謡コンサートで。

 多摩童謡友の会が結成以来初めてという自主公演にお誘いをいただきました。桜ケ丘の関戸公民館のヴィータホールでのコンサートは開場間もなく満員御礼でした。多摩童謡友の会と言えば、多摩ファミリーシンガーズとともに高山佳子さんが主宰されていて、かなり幅広い活動を展開しています。海外公演などの実績もあるようですね。高山さんが「みなさんもぜひ生涯学習としても一緒に歌いませんか?」とコンサートの最中にいくどか呼びかけていましたが、多摩童謡友の会の会員の方は年配で高齢層の方中心でした。その皆さんが笑顔で、声高らかに楽しそうに歌っている姿にまずは感動があります。

 そして、私・・・・唱歌や童謡って本当に不思議な力があると思っているわけですが、あのメロディーは聞いているだけで懐かしさがこみあげてきて、「日本の風景」「日本のこころ」だなって気がするわけです。一緒に行ったうちのお嬢も知っている歌を口ずさんでいたわけですが、経験的に見たことないような情景も歌詞とメロディーから心にふんわりと思い浮かべることができてしまうのが童謡の力ではないかなって私は思います。残念ながら都会育ちの私には唱歌や童謡の「原風景」があまりインプットされていないわけですが、それでも情景思い浮かべて勝手に懐かしがることができてしまうのです。
 童謡は日本の文化遺産とも言える・・・との高山さんの挨拶文に同感です。わらべうたも同じく。


 「童謡は童心芸術である。童心とは、真っ直ぐに物事を見る事のできる心であって、誰にも与えられている才能だが、それを持ち続けることは難しい」


 北原白秋の言葉として紹介をいただきました。唱歌や童謡を口ずさむと心が洗われる気がした昼下がりでした。日本人の心の宝物って感じですね。

投稿者 hisaka : 2009年07月31日

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