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2009年07月16日

進むしかない議会改革?!

 「議会改革」っていったい何なのかがわからなくなるような議論が続いている気が無きにしも非ず・・・。


 というわけで、我が多摩市議会の「議会基本条例制定をめざす議会改革特別委員会」が久しぶりに開催されました。

 今日は「議会基本条例」の素案を振り返り、議会上程に向けてさらなる意見交換を深めるというのが議題です。6月中に一気にやり終えてしまった市民への出前説明会、そして「議会基本条例素案」へのパブリックコメントの集計(って集計をして意見を一覧表に取りまとめる作業は議会事務局職員任せ)結果をもとにして委員間の討議(?)をしました。


 私個人的には6月中のことも「今は昔」・・・すっかり選挙を経て記憶が遠のいてしまい、今日はかなりタイムスリップ状況で議論に加わっていました。傍聴席からはどう映っていたかしら?とにかく一か月前の記憶の引出しの扉が見つからないよー・・・という状態だったのですね。


 結局、委員会では何が決まったのかと言えば、何も決まったこともなく、市民からいただいた意見を踏まえ、改めて素案の修正変更点について話し合いをちょっとは進めたという程度。できる限り市民の意見を活かしていこうという暗黙の了解はあったようには思いました。


 市民のパブリックコメントには「議会基本条例の前文案」まで届いていたのですが、その中に注目に値する一文があったので紹介します。

 ・・・多摩市議会は、議会の運用で、これまで経験した事のない、会派の呪縛を超えた議員間の、自由討議に挑戦します。(中略)また、議会経費を増加させない改革によって、議会の政策立案力を飛躍的に高めるため、シンクタンクの活用等を採用します。・・・

 何と言っても、「会派の呪縛を超えた」「議会経費を増加させない改革」というフレーズに苦々しい味を覚えたのは私だけかどうかはわかりませんが、ある意味で‘めっちゃ’市民感覚で「言い得ている」と思うのです。ただし、きっと前文には採用されないフレーズとは思いますが・・・。

 今日は菊池議員が復活。これには皆が喜びました。懸命にリハビリをされつつ、議会活動にも復帰をしていこうとする意欲と決意を感じ、私も励まされました。菊池議員とは自治基本条例制定の際に議論を交わしてきた間柄なので、今回の議会改革特別委員会でもご一緒できたことはかなり心強かったりもしたので。


 それにしても夏本番。真っ盛り・・・・・市役所から永山駅までの帰り道・・・いかに静々歩いて汗をかかないようにするのか・・・なんてことばかり考えています。日傘をさしたとしても、あの照り返しにやられます。避暑したーい!夏休み欲し―い!・・・・って衆議院の解散の足音がもう間近に?!

投稿者 hisaka : 2009年07月16日

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