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2009年07月14日

臨時議会の日程決め

 急遽、議会運営委員会が招集されました。と言っても、私は交渉会派(3人以上)ではないので正式メンバーではなくてオブザーバーとして傍聴?傍観者な位置づけ?

 いずれにせよ、意見が求められる時には発言できるけれど、あとは大人しくしておく必要があり、お世辞にも「苦痛ではない」と言えない会議のひとつになりそう。


 今日の議題は「臨時議会」の開催について。6月定例会に否決された議会選出の監査委員の人事案件を提案したいとのこと。どうやら人選については前回と同様の人物で提案されると噂があります。民主党TAMAが1名減となり、おそらく全会は欠席していた入院中の1名が復活するとなれば・・・・という見込みなのでしょうね。この日を待ちかまえて再度同じ提案をするということだと思います。


 さて、この件については臨時議会が招集されるようだ・・・・というこれまた噂があり、どうなるのかなあと思っていました。ここについては都議会議員選挙に対する配慮があったのか、市長から臨時議会を開催してほしい旨の依頼があったのが昨日の正午だとか。聞くところによると、「7月29日に監査があるらしく、その日までに議会選出の監査委員を決めておきたい。なぜなら、昨年度決算の監査を行うという重要な任務がある。」ということのよう。


 しかし、余りの唐突な日程の提案かつその日程についても当初は「22日でお願いします。」というような1日ぽっきりしか提案がなかったのだとか。さすがに、種々雑多に暇ではない議員は「そこで対応するのは無理!」というわけで、「24日どうか?」「22日どうか?」「23日どうか?」もしくは「21日は?」なんて具合に各個々人の予定優先にしながら調整をし始めたら埒があかず。今日の議会運営委員会は日程決めだけで約1時間の時間は要しました・・・・あまりに非生産的すぎて議会改革どころじゃないと言われそう?!


 議会は通常は午前10時から開催されるのが原則。これに倣えば当然ながら臨時議会も「午前10時開会」にしなければならず、議会事務局長も「市民の方には開会は10時ということになっていますから・・・・。」と当初は公務員的発想の紋切り型でルール重視。
 そもそも「公務優先」の原則があるので、個人の私用返上しても「午前10時開会」で調整すればいいと思うけれど、そこは議会内調和原則でなかなか難しい面もあり・・・・そんな状況を見ていてオブザーバーの私から僭越ながら一言・・・・「どうしてもの臨時議会なんだから、日程がどうしても調整しきらなかったら時間変更するしかないじゃない。」って発言をしたら、自民党会派の議員さんたちも「そのとおり!」と同調をして下さいました。

 自民党会派の方は市長にも一言物申したそうですね。「臨時議会を開くにしても、ちゃんと事前に(こちらに)調整してくれなきゃ困る!」って。臨時議会22日の開催に不都合なのは自民党会派の方だったので。(なのでオブザーバーも睨まれることもなく済んでよかった。)

 そんなこんなで、明らかになったのは市長の「調整不足」ということ。事前段階で調整連絡を上手くやってくれていればスムーズにいきそうなものなのに・・・・。市長が日程調整の「いわゆる与党会派」への根回しをせずして提案したことが混乱のもと。自民党会派の方は「22日に臨時議会を」と1日しか日程を上げなかった市長に対して「そういう一方的な提案の仕方はおかしい。」と苦言を呈したとおっしゃっていましたから。「一言言ってもらいたい!市長与党としては・・・。」みたいなニュアンスになるのでしょうか?

 結局は臨時議会は7月24日の午前9時からになりました。案件は「監査委員人事の同意について」。議会の会派人数構成が変わるのをじっと待ち・・・・市長のリベンジということです。


 臨時議会の開会時間が午前10時ではなく1時間前倒しの「午前9時」。議会事務局長は「市民の方に開会時間変更についてそれなりの理由をきちんと説明できなければいけない。」と最後の最後まで気に気にしていた様子。「それなりの理由」については議長、議会運営委員会委員長が説明責任を果たすことになるのかな?!

投稿者 hisaka : 2009年07月14日

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