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2009年06月26日

雑感の続き?・・・私が伝えたいこと。

 今朝は朝から紫外線注意報で、顔にいつもよりも日焼け止めクリームを塗って外出。唐木田駅でのPRからスタートしました。その後、選対会議(選挙対策会議)があって、午後からは街宣カー(街頭宣伝車)に乗車して、団地内での演説・・・・心の中では「あー・・・大きい音で迷惑かな。」と思って結構恐る恐るマイクの大音量で演説しているのですが、ここは「政策宣伝のため」と心苦しく思いながら・・・団地の壁に向かって?ベランダに向けて?語りかけています。

 何と言っても私が伝えたいことは「機能していないと議会を機能させていきたいよー!」という叫びであり怒り。

 石原都知事の強力なリーダーシップは時には市民にHAPPYをもたらすかもしれないけれど、しかし、一歩間違えれば独断専行の単なる独裁者で市民がUNHAPPPYになるかもしれない。
 そんな強力なリーダーシップをしっかりとコントロールするために「都議会」があるはず!いわゆるお堅い業界用語?学者用語で言えば「二元代表制」というのは、独裁首長にしないための仕組みとも言えるのに、都議会が機能していなければ独裁首長は好き放題やりたい三昧になってしまい暴走止められなーい!となってしまうわけですね。


 その象徴ともいうべき出来事が「新銀行東京」のこと。この問題点については東京マニフェストでもコンパクトに問題が指摘されているけれど、累積赤字が3年間で1016億円も。そこにさらに400億円もの追加出資をしようとの都知事の決断を「ご英断」として支持してしまった議会は本当に機能不全としか言いようがなく。もちろん民主党は400億円の追加出資には反対しましたが、その声が都知事には全然届いていかないということは・・・・その責任を民主党は感じなければいけないですよね。


 400億円ってものすごく莫大!多摩市の1年間の財政規模は一般会計で460億円くらいの規模。つまり、新銀行東京に使われてしまった都民の税金は多摩市の予算の一体3年分以上ということになるわけです。「恐るべし」。
 都議会が普通に機能をしていたなら、「400億円の追加出資は都民の意向ではない!」と言い切って、都知事が何と言おうとも断固として戦うべきだし、戦ってほしい!少なくとも私が都民として支払っている税金はそんな風に使われたくない!!!


 だから、もっと都議会には頑張ってほしい。同じ400億円であるならば、別の使い方使い道、もっともっと都民や市民の生活に寄り添った使い方を提案できるはずなのに・・・・。なので、民主党に籍を置く私としては本当に悔しいし、情けやら。


 そのためにも私はまずは民主党が過半数くらいに議席をとることによって、都知事の独断専行を許してしまうような今の都議会を変えたい!


 今は安定過半数以上の議員さんに支えられている都知事だけれど、ある意味、民主党の議席が増えることによって「これは無視できない存在だな。」って都知事も都知事派議員のみなさんにも緊張感が生まれれば・・・・もう少しマシにというよりか、真っ当な判断の下せる都議会になり、独裁首長の剛腕に言論を封じ込められていた状況を解消できるのではないかしら?

 って思うのは素人考え?都議会はそんなに甘くない?!

 いずれにせよ、「物が言えない議会」「「物を言わない議会」であるならば・・・・行政改革の中でスリム化した方がよっぽどましかもしれませんね(これは多摩市議会でも同じことでこれぞまさに税金のむ無駄遣いで「議会不要論」につながっていく・・・・)。
 実質的にも破たんしている銀行に、救うこともできないような場所に追加の400億円ってこれは誰のお金ですか?都知事のものでも都議会のものでもないですよ?色のついていない私が支払っている税金の一部がこんな形で使われることだけには都民の一人として憤りを覚えるし、絶対に反対!

 きっと私だけではないだろう行き場のない憤りをきちんと解消するために都議会に役割を果たしてもらいたい。

 それが私の希望であり、期待。そのためにも、この地域で民主党の議席を増やすために貢献できたらな・・・・というのが都民の一人としての私の考え。共感を広げていかなくちゃ!
 


 新銀行東京の問題を誰のため?何のため?・・・ここを突き詰めて考え、その先にぼーっと見えてくるのは決して都民、市民の顔ではなくて・・・・「一部の誰かのため?」(口利きをしたという議員のこともかなりの話題に上っていたし)。本当はぼーっと見えてくるそこに再建された中小企業の姿、影も形がおぼろげながらにも見えてくれば儲けものだけど、きっとそこは見込めないんだろうなあ。それを立証するかのように、荒川区から新銀行東京の辞任した元役員の方が「身をもって知った都政の問題点を是正したい」として立候補の意向を固めたとのニュースが!

◇新銀行元役員が都議選出馬 荒川区選挙区に丹治氏
(2009/06/26 11:00 更新 秋田魁新報社HP)

 新銀行東京の元執行役の丹治幹雄氏(54)が東京都議選の荒川区選挙区(定数2)に無所属で立候補する意向を固めたことが26日、分かった。

 丹治氏は「新銀行がなぜ成果をあげられなかったのか、都議会の場で議論が必要だと思った」と出馬の動機を説明。また五輪招致や築地市場の移転には反対するとし「新銀行に限らず、現在の都政は開発独裁型と言うべきで、都民生活との間にギャップがある」と主張している。
 丹治氏は6月上旬に勤務先を辞め無職。政党との連携は今のところ考えていないという。

 新銀行は石原慎太郎都知事の主導で設立され、経営再建中。今年2月、旧経営陣に経営悪化を招いた責任があるとして、仁司泰正元代表執行役と丹治氏に損害賠償を請求すると発表している。
 荒川区選挙区は自民現職、民主新人、公明現職、共産新人の4人が立候補を表明している。

 やっぱり、変えないといけない!
 その思いをきちんと届けていきたいなって思っているところ・・・・。でもなかなか演説が流暢にいかないのが悩み。

 ◇民主党・多摩センター三越前・街頭演説会◇
 6月28日日曜日 午後3時~
 多摩センター三越前広場
 弁士 鈴木寛参議院議員・民主党東京都連幹事長
     小川敏夫参議院議員
     くしぶち万里・しのづか元
 

 鈴木寛参議院議員=すずかんさんの頭のなかみは本当にすごい。民主党大学でもご一緒しているのですが、・・・・政策立案力は抜群で、話がとてもわかりやすい!ぜひ皆さん、民主党の東京マニフェストのエッセンスを聞きにいらしてください。

投稿者 hisaka : 2009年06月26日

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