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2009年06月22日

6月定例会が終了しました。

 今日が最終日でした。今日議題になっていた市長からの提案事項はすべて全会一致で可決しました。こんなことは珍しいです。
 私事と言えば、本日付で議会運営委員会を辞任しました。なぜなら、同じ会派の議員が辞職をし、民主党TAMAは2名になったため。3名以上の交渉会派にならなければ、代表者会議や議会運営委員会にも正式なメンバーとはなれませんので「辞任」というわけです。ここは議会のルールに粛々と従って。ちなみに、議員辞職の理由は「都議会議員選挙に立候補を予定しているため」ということです。議員辞職をする場合、本会議で「議案」とし、辞職を認めるかどうかについて諮るという手続きがあることを初めて体験しました。もし、会期中でなければ議長が辞職届を受け取ってそこで許可をすれば済むらしいですが、本会議の場合にはきちんと議案化されるのがルールなんだそうです。

 そうそう、私の交代要員は自民党の平野さん。多摩市議会では最大会派が5名で共産党。続くのが4名の自民党、公明党、ゆいの会。5名の共産党会派からはすでに議会運営委員会に2名の委員がいるので、4名で構成されている3つの会派の中で調整し、1名を選ぶことが必要でした。これに関しては代表者会議で協議されたようですが、最終的には3つの会派で籤を引き、自民党が大当たり!(笑)になったそうです。

 議会運営委員会は共産党と自民党から2名ずつの委員。あとは公明党、ゆいの会、生活者ネット・無所属の会から1名ずつ。民主党TAMA、あおぞらはオブザーバーとなります。(日月会は1名ですが副議長なのでオブザーバー参加ではなくて副議長として会議に同席します。)


 そんなこんなで多摩市議会の議会構成も少々変化がありました。私も交渉会派ではない立場で議会運営にかかわるというか、オブザーバー=傍観者?!になるということで、しばらくの間その立場を楽しんでみたいと思います。


 
 ところで、今日の議会ですべての議事が終了した後に、市長からの発言がありました。先般、議会で否決をされた議会選出の監査委員の人事案件については「決算特別委員会を前に議会選出の監査委員が空席になっていることは大変遺憾なので、対応を考えていきたい。」とのことでした。議会にもご相談をしたいとのこと。
 それから、先日来話題になっている職員給与問題について。日本経済新聞で発表されていたデータは昨年4月の実績をもとに12か月分を算出し、そこに賞与などを加えたものになっているのだとか。昨年4月実績と言えば、家庭系ごみの有料化、組織改正に伴うレイアウト変更(各課の引っ越し作業)などで忙しかった時期で残業が多い時期だったとの話。つまり平常時ではなかったとのことみたいでした。どうやら昨年4月実績のみに着目されているという点で正確さに欠けるということなのでしょうね。そこで、市が日経新聞での算出方法と同様の考え方で昨年の実績数値で計算をすれば「804万円」になること、そしてまた給与制度の見直しにも取り組んでいる(例えば、臨時議会で行ったボーナス支給率の見直しなど)という話がありました。多摩市はニュータウン受け入れ時に市職員の採用をものすごく増やした経緯があり、その方々が50歳代中心であることや採用抑制に取り組んできて若年層の職員数も少ないことも「平均年収」を割高にしているという説明も。

 「ふむふむ」なるほど。


 市長は「市民から信頼できる体制をつくっていきたい」とおっしゃっていましたが、どういうイメージでおっしゃっているのかは具体的ではなかったので、また機会があれば伺ってみないと。(ちなみに市長の定例会終了にあたってのコメントはこちら


 私の感覚としては多摩市が計算をした「804万円」という数字・・・これについても市民は決して納得はしないと思っているので。


 今日で定例会が終了したということで、議員さんは荒波に?!・・・・・みんなそれぞれ政党に所属をしている人中心に「選挙活動」にまっしぐらという様子です。私も含めて?!

投稿者 hisaka : 2009年06月22日

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