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2009年06月11日

かたつむり探し・・・・。

 朝からしとしと・・・土砂降り・・・しとしと・・・と雨降りも昼過ぎから晴れて・・・ちょっと汗ばむお天気でした。今週の月曜日から毎朝駅頭での遊説活動がスタートしています。

 「大変ですね。」って声をかけていただけるのですが、正直・・・私が家を出る時間に毎朝毎朝通勤列車に揺られている市民の方々もたくさんいることを思うと「私だけが大変なわけではない!」ってそう感じます。毎朝毎朝どんなに前日に遅くに帰っても寝坊はできないし、定刻定時に電車に揺られて出勤している方々が本当に多いのです。そのことを思うと職住近接の私はまだ恵まれているなって感じがするのです。

 歩きながら私はかたつむり探ししていますが、そんなにスローペースではないのでかたつむりにはなかなか出会えないですね。でも、「紫陽花の葉っぱの裏に隠れているかな~。」なんて思いながら、歩けば雨が降っていても気分は軽やかです。

 というわけで、今日は厚生産業常任委員会改め健康福祉常任委員会がありましたが、そちらについては後日の報告にしたいと思います。でも一応「無難に終わった。」ということは聞いています。

 とかくここのところは日々「選挙」に向けて取り組みが本格化しています。これからどうなればいいのかって考えるわけですが、行きつくところ・・・・「税金を払いたくない!」という市民の気持ちをまずは受け止めることから始まると思います。「一生懸命働いて納めた税金がとんでもないところに使われている!」という市民の憤りは正直・・・行き場がない感じも受けています。「民主党だって・・ねぇ。」というため息に出会うこともしばしば(ではなくて多い)。
 「議員は市民の生活実態をわかっていない。」と・・・お叱りの声をいただきます。私は「毎日1円でも安く生活をしたい。」という気持ちで日々の暮らしを送っていますが、そんなレベルではないのかもしれませんね。


 「とにかく税金高すぎる、ますます苦しい。」・・・でも、高い税金を納めることにも納得ができればきっと不満も少しは解消されるのではないかと考えています。朝日新聞に「欧州の安心ー老いを支える」という特集があり、スウェーデンのことが紹介されていますが、スウェーデンと日本の決定的な違いは政治に対する信頼度であることがわかります。ラーション健康・担当相は、「現代史において汚職はない」と言い、「重い負担を国民が受け入れるのは、政治への信頼があるからこそ」と語っているそうです。


 政治への信頼・・・・・スウェーデンの政策の質を高めているのは「問題の先取り」と「プロセスの公開」だと書いてあったのですが、お世辞にも「問題先送りせず、プロセスは透明でわかりやすく公開されている」とは言えない私たちの目に映る政治の現状との隔たり、距離を感じます。


 何よりもまずすべきことは「政治への信頼を回復する。」ということでしょうね。私と同世代と話すと「貰えもしない年金を払いたくない。」という声を多く聞きます。「年金を支払う責任」を問い、若い世代の年金保険料未納率に「若者批判」がなされる場合もありますが、「まるでまるで信頼できない銀行」にお金を預ける人っているのでしょうか?・・・ミスミス大事なお金をどぶに捨てることはできませんから。「タンス貯金」のほうがよっぽどましで確実!って思うことしばしば・・・・。


 でも、そんな信頼しがたい政治の状況を創り出している原因を根本に根源的にたどっていけば、そこにはどうしても「政治家を選んだ市民」の存在があり、そこをやっぱり抜きにしては語れないんだよなあ・・・・。スウェーデンでは政治参加がさかんというか、投票率は80%を上回るみたいで市民意識がこれまた日本とは違う・・・・。「投票に行く意味や意義をきちんと感じられる政治があるからこそ!」でしょうね。

 「もう、選挙に行ったって変わらないのよ・・・・。」って私に呟いてくれた女性(今年で80歳になると言う)の言葉が今日は妙に印象に残った一日でした。

 

投稿者 hisaka : 2009年06月11日

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