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2009年05月28日

議会人として。

 今日は明日の臨時議会と来週月曜日からスタートする定例会の議事運営について確認しました。今回は一般質問は21名。発言順と質問項目については議会のホームページからご覧ください。議会事務局もスピーディに確定情報を掲載してくれるので助かります。

 ところで、私は今日は厳重注意を受けました・・って・・・あっ厳重注意ではなく「アドバイス」・・・・議会事務局長から。


 私が先週末に書いたブログでもともと非公式の代表者会議のさらに非公式での議長の各会派代表者の召集の件。これは議会選出の監査委員をどうするのかについてを各会派代表者に議長が相談をしたというもの。
 私は「議会選出」ということの意味合いはとても重要だと思っていて、単に「充て職だから」というのではなく、そのポストにふさわしい人を選んで就任してもらうのがいいなと考えています。ですので、議長が「議会選出の監査委員をどうするのか?」ということについて、各会派代表者の意向を聞こうとしたことは高い見識だと評価しているわけです。
 

 何せ、今までは「議長に副議長に監査委員」が議会の3役でそこに議会運営委員長も加われば4役。この役職配分は大会派どうし(というよりは、市長と相性のいい議員たちが所属する会派中心で?!)で1・2・3・フィニッシュという感じでポスト占有合戦。
 つまり、とてもわかりやすく私基準で考えるとしたら、私のような立ち位置の人は役職ポストをどうするのか・・・について単なる部外者でお呼びもお声もかからないと言うわけですね。もちろん経験が浅いということもあるのかもしれませんが、「中枢部」にはもともとカウントもされていないわけで、箸にも棒にもかからない存在ということとなるわけです。


 なので、議長が非常にオープンに忌憚のないところで「議会選出の監査委員どうしますか?」なんて各会派代表者に呼びかけをしたこと自体が画期的。そして、その場では具体的に立候補した人もいれば、推薦者の名前もあったということでますます「すごーい!」と私は感心したのでした。その関心ぶりをblogで報告したことに「厳重注意」というわけです。

 どうやら代表者の非公式の集まりの場では「具体名が出ているということもあり、このことについては内密に」というお触れがでていたのかな。共通理解があったようですが、私のところにまでその「お触れ内容」が伝わっていなかったので、議長の行動に拍手を送りたかった私はとてもリアルに市民に情報提供してしまったというわけです。

 これはとてもデリケートかつ議会選出の監査委員とはいえ、市長が人事の提案権があるわけで私の情報提供は非常に見識に欠けるとの話でした。議会人としては書いてもいいことと悪いことがあると。
 私は議会人として云々ということの意識ではなく、事実として議長が代表者を集めて問いかけをした!という行為そのものがオープンでいいなあと思いましたし、もっと言えば、なぜ・・・議長がこのように代表者を集めようと考えるに至ったのかについても纏わるエピソードを知りたいと思ったくらいでしたが、それについては折戸さんも「まあ、議会運営はとても難しいねえ、初めての経験だから戸惑うことも多いしね。」と多くは語らないのです。またいずれ逸話を教えてもらえる時期が来るのかもしれませんが、私としては「議会選出の監査委員」の選び方も可視化しようとの試みの一つと大歓迎していることには変わりがありません。
 議会人事はもっとオープンに。今回のことについてもそこまで秘密にすることでもないような気もしているのですが・・・・。


 議会事務局長は私のblog をチェックして、当初は議長から私に対する注意を・・・・と促したようですが、折戸さんは「きちんと確認を徹底していなかった私のミス」として、今回の一件については「blog に事実と異なったことを記載しているわけではないから。」とおっしゃってくれたようです。議会事務局長は議長経由での「厳重注意」にはならなかったのですが、一応・・・注意をする必要があるとの見解をお持ちだったようで「局長として」私に対する助言をしてくださったようです。ちなみに、議会事務局長から厳重注意?ではなくってアドバイス受けたという事実をきちんと市民に伝えることは了解をもらったので本日のblog についてはお咎めをうけることはないと思っていますが。


 いずれにせよ、「議会人」として見識ある行動をしなければいけないということで「心がけ」はしたいと思っているのですが、極端な話・・・・例え議長であったとしても、議員のblogの内容について「検閲」に近いことが行われることがあっては大変!この場に責任を持ち責任を負うのは「私」です。市議会のホームページなんかとは全く位置づけも意味も違うものですし、この場自体・・・「私の独断と偏見」に満ち満ちた場所であることくらい市民・読者の皆様は重々承知だと思っているのです。私もそう考えて発信しています。なので、あくまでも私の考え方であってこれは私にとっての「正解」かもしれないけれど、誰にとっても「正答」であるとも思ってはいません。

 ということなんですが、これについて「議会改革特別委員会」だか何らかの場で議会事務局長は問題にしたいみたいですね。特段に私のblog云々ということではなく一般的に「議員のblog について」を話題にしたいということのようですが、それを話題にするということも疑問ですが、「話題にしたい」ということを「やめてください!」というのも変なので「話題にすることは結構ですよ。」と伝えておきました。

 そんなこんなで気分いい一日ではありませんでしたね。ちょうど今日の天候は私の心境にぴったりな感じ。


 あっ、でも多摩市のことが久しぶりに朝日新聞のTAMA版で記事掲載されていたので早朝はうれしかったんだけれど。

発達障害児 多摩市に専門窓口(2009年05月28日)

 多摩市の渡辺幸子市長は27日、発達障害児の相談などに応じる専門の「発達支援室」を置き、7月1日から事業を始めると発表した。発達障害者の日常生活の相談などは通常、都道府県が設置する発達障害者支援センターが行っている。市によると、発達障害児専門の相談窓口を市町村が設置するのは都内でも珍しいという。

 同市では子ども家庭支援センターが発達障害児相談の窓口となっていた。昨年の同センターの相談者約700人のうち、発達障害の相談は3分の1に当たる約220人にのぼったという。支援室を置くのは同市諏訪の諏訪複合教育施設2階。保健師1人、教職経験者1人、臨床心理士1人の計3人が相談に応じる。支援室では、総合的な相談のほか、幼稚園や保育園への専門相談員派遣による早期発見と適切な支援などを行う。

投稿者 hisaka : 2009年05月28日

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