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2009年04月02日

ワークライフアンバランス。

 今日は民主党東京都連の男女共同参画委員会の勉強会があったので参加をしました。今は、都議会議員選挙に向けての政策提言を考えている(って今頃?と思われるかもしれませんが)のですが、23区と市部とではやっぱり随分と必要としている支援の内容が異なるなあというのが率直な感想でした。どちらにも「都からの財源手当てもっとがあったらなあ。」という思いでは共通なのですが、その度合いたるや天と地との差がありますね。
 例えば、保育園の待機児対策にしても杉並区は区独自で認可外の保育所を設置してしまうようですから・・・・。これは補正予算だったと聞いていますが、これは多摩市ではとても真似できないことです。それに教育分野でいっても、杉並区などは独自採用の教員、教員養成塾の設置など次々と斬新な取り組みをしていますが、それにしたって先立つものがなければ・・・ということになります。
 23区と市部とでは「厳しさ」の内容が違っているということ・・・・もっと共有していかなければバランスの良い東京政策にはなっていかない気がしています。
 

 ところで、男女共同参画と言えば「ワークライフバランス」。私もブログで何度か言及したことありますが、「ワークライフバランス」というのはそれを実践する人を増やしていかなければならず、思いはあっても実践を受け入れてくれる環境なくしてはなし得ないことなので、まだまだこの日本社会にとっては雲の上の話のようにしか響かないのが現実です。
なので、「ワークライフバランス」と言っても、そこをどうやって政策化していくのかがとても難しい。今日の勉強会でも話題になっていたことでした。


 「ワークライフアンバランス」


 今年もまた、厚生労働省からも「働く女の実情」のデータが公表されましたが・・・・「働く男の実情」はないのかとか思いつつ、概要にざっと目を通してみたところです。今年のデータは大卒女性に対する分析が結構深く行われているようですね。大卒女性が企業からどう期待されているのかという点がいまいち伝わってこない。就職氷河期さなかの私が直に感じたことですが、はたまたこの不況の新卒採用控えの中でその思いを共有している学生も多いように思います。もちろん活躍している女性は増えつつありますね。でも、厚労省のデータを見てもわかるように、それでも全般的に見たら「まだまだ」ということが一目瞭然です。
 いろいろな意味で支える制度の充実が望まれますが、それは女性だけ問題ではなくて男性にとっても必要なことだという認識がもっともっと広がらないとと思います。なので、女性にとっても男性にとっても「男女共同参画社会」とか「ワークライフバランス」の実現というのは必要なことなんですが、そうは言っても・・・・男性自身にとっては何となく他人事のようにしか位置付けられないんだろうなあ・・・・・・って思います。


 それはなぜか・・・・。


 今日の勉強会にしたって、男性議員の参加率は・・・・お恥ずかしいながら公表できるだの数ではありません。


 なので、民主党内にまずは「ワークライフバランス」を浸透させていくことが何よりも必要な気がしてならないのでした。

投稿者 hisaka : 2009年04月02日

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