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2009年02月26日

3月定例会始まる。

 3月定例会がスタートしました。正式には平成21年(2009年)の第1回定例会です。市長の今年度の決意と抱負が表明された施政方針演説。さっそくホームページに掲載されています。(でも、トップページだけでは新規に更新されていることがわからないので、かなりひっそりと記事掲載という感じ。)

 市長の並々ならぬ決意表明に拍手喝采に近い形で、公明党、自民党会派から初の試みとなった「代表質問的一般質問」が行われました。どういうものが代表質問であるのかの定型がよくわかっていない私ですが、仮にも本日の質問者の発言の形式が「代表質問」だとすると、市長に対して「政党もしくは会派の考え方」を滔々、朗々と述べるだけで終わってしまうのが代表質問なのかなという感じ。公明党は導入部分で20分間の演説。市長はそれに対して15分強の答弁を。自民党は25分の大演説の後で、市長は20分超の答弁を。
 私としてはもっと意見のやり取りが活発にあるかなというイメージでしたので単なる「我が政党」「我が会派」の代表が市長に対抗して抱負を述べるに留まった状態というのは少々期待とは異なるものだったのが残念。
 このような代表質問のやり取りであるならば、それぞれの議員が個々のテーマで質問を繰り広げる方がよっぽど面白い議論の展開や意見交換もあるのになあと思った次第です。


 市長は「夢をかたちに」とおっしゃっていたのですが、これはどうやら「市民の夢」というよいは「市長の夢」ということのよう。市長の抱いている夢にどのくらいの市民が共感しているのかなあ・・・なんてこれまたちょっぴり斜め目線で視線を送っているのは私だけかしら?


 この定例会は来年度予算も審議するというスケジュール。予算は特別委員会にて審議されるのですが、私たちの会派は特別委員会の副委員長ポストを引き受けなければならない順番。民主党TAMAのメンバーはポストにこだわらず、どちらかというとポストを敬遠しがちな遠慮深い性格のメンバーたちなので(と言っても私を含めて3人しかいないが)、誰が「充て職」を引き受けるのかも順番で。なので今回は私が・・・・・。副委員長と言っても委員長に「事故ある」ときのみ交替するのみでほとんど役割ってないのですが、今回の予算委員会は決算委員会の運営と同様に「理事会」を設置して、審議の進め方その他を「理事会」が議論するという手法をとります。理事会というのは各会派から1名ずつの代表が集まって、予算委員会について種々雑多なことを話し合うというイメージ。この理事会が中心になって市長の提案してきた予算案の「議会修正部分」を議論できるようになったり、議論したものを取りまとめられるようになればいいわけですが、そこまで発展した議論と合意形成の手法は確立していないのが現状。なので設置した「理事会」が一体どう機能するのかは暗中模索・・・・。


 ところで、年度末を迎えるにあたって、「ごみの有料化」から1年経過したこと、プラスチック分別収集がスタートしてから1年経ったことなど、この件はかなり大きな出来事だったと思うのですが、私も含めて関連する一般質問をする議員が一人もいないという状況が話題になりました。予算特別委員会ではきちんとフォローアップするような質疑をしておかねばならないなと思っています。有料化をしてごみはどのくらい減ってきているのかも気になります。
 市役所正面玄関すぐのロビーでは多摩市のごみの収集方法について案内するコーナーが常時設置されていて、ごみや環境に関する市民活動をなさっている方々が中心になり、応対する体制が敷かれています。その活動状況についても尋ねておきたいし。ごみの減量のためにさまざまな施策展開を試みているその結果が「減量目標15%」にどんな風に結びついているのかな?なんて思っています。


 ちなみに、私の家・・・・たぶん人並みにはごみの減量に貢献していると思います。とにかくごみになるものを買わないを徹底しています。

 あっ・・・そういえば、今日は定額給付金のことを尋ねている質問があり、市長に「受け取りますか?」って問いかけていたのですが、結局それに対する答えは述べないで終わってしまいました。。。。質問した人もどうして突っ込まなかったのだろう?って思いました。
 議会の中には今回提案されている「寄附条例」は定額給付金を多摩市に寄付したいと考える人のためにわざわざ制定するものではないの?っておっしゃる方もおられるのに。

投稿者 hisaka : 2009年02月26日

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