« 続・定例会前・・・ | メイン | 「和」を尊ぶ議会運営。 »

2009年02月23日

議会改革の先にあるものは?

 今日は午後から議会改革特別委員会でした。議会基本条例の具体的な文言の議論に入っています。委員13名で意見交換をするので結構時間もかかるし膨大な作業です。でも、これを積み上げることがあとになって意味を持ってくるのではないかと信じてやまない私は決して時間は無制限にとは言えないけれど、多くの意見交換をし、認識を深めあいたいと思っています。ひとつひとつの言葉の持つ意味を確認し、よりふさわしい表現方法を探していく・・・・もしかするとスマートな表現ではなく、野暮ったい条文になるやもしれませんが、それもまた「良し」としたいものです。

 多分、こんな作業を傍観・・・?っていうか、一生懸命にお付き合いしてくれている議会事務局の職員・・・・本当に気長だと思います。職員さんが条例を作成するときって、おそらくもっとサッサかと起草してしまうような気がするのですね。ひとつひとつこんな風に議論しながら作成している様子は滑稽に映っているのかもしれません。


 ・・・・・・議会改革の御旗を上げて、議会基本条例の制定に向けて取り組んでいるわけですが、現実的に日々動いている議会の現状が高尚で高邁な理想を掲げている改革内容と齟齬をきたしているとの指摘があるこを認識しつつ進めていきたいものです。


 議会改革については「改革の先に、どんな風に市民の幸せがあるのか?」って素朴なる市民の質問に自信を持って答えられるだけの現状にないことだけは確か。その裏付け、根拠、材料を合わせて示していかなければならないと感じています。

 でも、議会は少しずつ変わってきているような気がします。少なくとも、私が議員になったときよりもはるかに活動量は増えています。量が増えたから質も向上しているのか・・・必ずしもイコールではないと言われてしまいそうですが、でも、「意欲」というか「やらねばならない」という意識の高まりはあると思います。今日も、厚生産業常任委員会は多摩市の商工会議所の方々との意見交換の場を設けたようです。議員個々人の活動の一環ではなく、委員会として積極的に市民の現場に出かけていく姿勢だけでもずいぶんな変化ではないかと若輩者の私でも思うわけなので、たぶん、画期的なことなんだと思います。

 
 ところで、土曜日に足を運んだパルテノン多摩の訪問コンサート。「0才からのブラスアンサンブル」。小さな子どもが生の演奏に触れることのできたとてもいい機会でした。さすが!「0才から」ということで、ハイハイ前の赤ちゃんも多くて、途中でもちろん泣き声、ぐずり声もあり・・・・そんな会場内の雰囲気にも寛容に演奏をしてくださる方々の存在に心から感謝です。正直、なかなか難しいと思うのです。小さい子の集中力なんて言うものは知れているので。実際には、連れていく親も気が気じゃないというか、結構大変な思いもあると思います。私も目線ちらりと、わが子に向けて合図を送ってしまう時もありますので。「もうちょっと我慢してね。」みたいな。

 でも、小さい時からこんな形で音楽が日常にあったらいいなあって個人的には感じます。パルテノン多摩にとって、こんな形でコンサートに取り組むのも今回が初めてということ。色々と懸念事項もありながら、でも、一度取り組んでみようとする姿勢を応援したいなとは思います。簡単ではない企画だなとは思いつつも。でも、音が鳴った瞬間にどんなに小さな子でも耳を研ぎ澄ますんだなっていう一瞬だけの空気があることを感じました。その感覚が私にとって最大の収穫。

 さてさて・・・パルテノン多摩の企画をご紹介。たぶん、今回の「0才からのブラスアンサンブル」企画は6月に開催予定の下記のコンサートの前段企画だったのでしょうね♪

 東京交響楽団キッズプログラム

~0歳からのオーケストラ~ 
 ズーラシアンブラスmeets東京交響楽団

 日時 2009年6月3日 14時開演(13時15分開場)
 会場 もちろんパルテノン多摩大ホール
 
 指揮とお話 ヘルベルト・フォン・ホリヤン(堀俊輔)
 司会 おおたゆみこ
 管弦楽 東京交響楽団

 これって、保育付きではないんですね。0才からなので・・・・。川崎市でも同公演を行っているみたいですが、そちらは保育付きになっているみたいですが。チケットは一般販売が3月2日月曜日です!

投稿者 hisaka : 2009年02月23日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1936