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2009年02月04日

来年度の都予算は?

 民主党都連の主催で来年度の東京都予算案の説明会があったので参加してきました。東京都の予算はその額が大きすぎて。ただ、原案については前年度よりも2,580億円も減額になっているとのこと。
でも、「都民へ『安心』をもたらし、『希望』を指し示す予算」というわけで、必要なところには積極的に投資していく考えなんだとか・・・・。

 説明を聞きながら思っていたのは・・・・「そうだよなあ・・・都議会議員選挙もあるしなあ。」。


 財政当局の方のお話だったのですが、「公共事業も減ってはいません。」というようなニュアンスのことを何度もおっしゃっていたのが印象的でした。そのことは議会側の各政党会派からの要望をくみ取るために準備されている「復活額200億円」のうちの中でも、際立つのが「都市基盤整備の8,466百万円」にも色濃く反映されている感じがありますね。この復活予算の組み立てに政治力が物を言うとすれば、やはり都議会全体の構図を変えなければならないと感じます。
 でも、いわゆる土木系公共事業のことでいえば、私の見えている範囲外の地域の事情もあるわけなので、何とも一言で善し悪しを語れないことも事実ですね。どれもこれも必要な事業だとは思うのですが、結局はお金が潤沢で有り余っているわけではないので、その必要性に優先順位を付ける必要があり、その優先順位のつけ方や決め方をどうしていくのか・・・・・それがちゃんとオープンに納得できるような手続きや議論を経ているのか、調整されているのか・・・・・ここが肝心に重要なことで、それは市議会の中でも同じことが言えますが、いわゆる首長と議員との「票」というバーターで物事の優先順位が決まってしまうような構造がまだまだ根深く残っているのも否定できない事実です。
 
 選挙を見据えて、お互いの「実績づくり」が見え見えに行われているのを目の当たりにさせられるとたまらないなあ・・・・と思いますが、それは目に見えて城郭を完成させることができていない「野党的」立場の人間の羨望として片付けられてしまうのかしら?


 いずれにしても来年度の都の予算は都議会議員選挙を意識して編成されているんだろうなあと思うわけですが、都議会についてつぶさに観察しているわけではないので、理解の水準は低レベル。なのでこれ以上あれこれ言えないとは思っていますが、東京都が打ち上げている各部局の新規事業で多摩市に関わるものがどこにあるのかは把握しなければならないでしょうね。3月定例会、予算委員会に向けてやることがたくさん!加えて、一般質問に向けても・・・・提出日が刻々と迫っています。

投稿者 hisaka : 2009年02月04日

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