« 12月定例会 総務常任委員会 | メイン | 12月定例会 建設環境常任委員会 »

2008年12月11日

12月定例会 厚生産業常任委員会

 今日も傍聴に行けていないので委員会での状況はまた別途。

 審査案件としては私が、気になるのはコミュニティセンターの指定管理者の指定に関すること。行政側は各コミュニティセンターの運営協議会を指定管理者としてきたし、今回も引き続き指定管理者として住民の運営協議会を指定する段取りになっている。そのこと自体は全く否定するものではなく、反対するつもりもなし。
 ただ・・・・今後のことを考えて、特に唐木田のコミュニティセンターのことに言及してくれた議員さんがいてくれたらいいんだけれど。あとから委員会の要点録でも確認したいと思っています。唐木田のコミュニティセンターも施策の方向性としては住民の運営協議会がその運営にあたるはずで、指定管理者になるものと思われるには思われるわけですが・・・・・コミュニティセンターのオープンと同時に運営協議会も本格稼動するのだとすれば、全く実績にない団体を「指定管理者」に指定することとなります。もちろん、今もオープン時を睨み住民主体の活動はありますし、地域の機運づくりなどイベントが行われています。しかし、そのことと指定管理者になって担わなければならない業務の遂行能力があるのかないのかは全く別問題。

 既にあるコミュニティセンターでは各運営協議会が「業務委託」でその運営を任されてきたとの実績の上で「指定管理者」になっているわけで、一定の実績を評価することは可能でした。しかし、新たな団体を立ち上げながら、そこを同時に指定管理者にしていくことはよくよく考えてみると結構無茶な話かもしれませんね。まあ、他のコミュニティセンターから学びながらやっていくだけの話かもしれませんし、そうせざるを得ないということなのかもしれませんが・・・・。それでも指定管理者として指定する際に「実績なし」ということではどこにどう視点をあてればいいのかわからないですよね。


 コミュニティセンターは住民主体で運営してもらいたいから。これまでも住民の運営協議会に任せているから。この2つは指定理由としてなるほどと理解はできるのかもしれませんが、はっきり言って、それだけでは十分な指定理由とはならないかもしれません。ここは一つ、今後のサポート体制なども含めて行政として実績のない団体を指定管理者にする(ってコミュニティセンターの場合だけだと思いますが)ことの意味合いをきちんと整理して欲しいものです。


 明日は建設環境常任委員会です。また傍聴に行けるか行けないかが微妙な状況。建設環境常任委員会は会派のメンバーに所属している人がいないので、できる限り傍聴しておいたほうがいいのですが。

投稿者 hisaka : 2008年12月11日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1885