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2008年12月02日

12月定例会 一般質問2日目

 今日も昨日に引き続いての一般質問。議員が質問を作成するときにはやはりトレンドがあって・・・・今日も解散する多摩都市交通施設公社の今後のこと、計画の精査(見直し)に伴う決議時期を先延ばしにした諏訪2丁目団地の建替え問題、妊婦たらい回し事件を発端に明るみになった救急医療体制確保の問題、それから定額給付金に対する市の見解などへの質問が集中。しかし、どれも歯切れがよく、これは期待が持てそうだな・・・と聞いている側には思えないまったり答弁に元気が奮い立たないというのが正直なところ。


 加えて・・・市長の早口がさらに加速化。どうやら今回の一般質問に対する答弁はスピーディーをモットーにしているらしい。

 しかし、これでは、第一答弁を聞いてから次の質問へと展開する発言者はたまったものじゃありません。まともにメモをしようと思ってもメモできないくらい早いので。これは私だけが思っていることだけではなく、少なくとも私の周囲に着席する議員さん(はみんなどちらかと言うと‘どっぷり’と市長派って感じではない)は皆、同じことを感じているようです。

 はっきり言って、超特急での答弁をするのであれば、事前に市長の第一答弁をご提出いただきたい!私たち議員は少なくとも事前に通告書を提出しています。私たちが発言をするときには、改めて「通告書」の全文を読み上げますが、その際になるべく発言時間35分間を有効に使いたいと少し早口にスピーディになるのとは全くわけが違います!
 もしかすると、どちらかと言えば‘市長派’と言われる人たちは事前に市長の第一答弁書(市長が読み上げる原稿)を受取っているのかもしれないので、流暢に答弁されたところで別に問題を感じないのかもしれませんが、私の議席のご近所さんたちは皆・・・そんな境遇にはないのです。


 まあ、議事進行時間にロスがないように(職員をなるべく残業させないように)とのお心遣いがあるのかもしれませんが、市長にわかってもらいたいのは・・・・市長の発言は「市民に向けられているんだ!」ということ。単に「議事録」に文字面になればいいというものではないんです。おそらく市長もちょっとお考えいただければわかると思うのですが、昨日今日の答弁書の読み上げ方が仮にもインターネット中継などで放映されるとなればいかがいたしましょう?このような棒読みでは市民はがっかりするような気がします。


 答弁書はただ書いたものを読み上げることだけで事足りるわけではないはずです。言葉に魂がないのって聞いているとがっかりです。答弁書はまずは職員が作成するわけですが、職員が片手間で書き上げているものではありません。議会に対する答弁については正確性に最大限の留意し、過去からの答弁にも目を通しながら誠意を持って職員が執筆しているはずです。それを思うと、そんなに軽々しく扱えるものでもなく、やはり大切に読み上げていただきたいなって私は思うのです。市長は昨日の答弁で「言葉の重み」と仰っていましたが、「答弁書の重み」をもう少し感じた答弁を聞きたいなあなんて思うのは部外者からの余計な口出し?!

 でも、議会が始まり、とりわけ議員の一般質問に対する答弁の作成は中途半端な気持ちで取組めるものではないですし、議会前はそこにかかりきりになってしまう職員の状況を傍目で感じている私にとっては「答弁書」を大事に取り扱って欲しい!って思えてならないのです。

 ・・・・私は教育委員会の所管事項への質問なので答弁者は教育長。教育長もやっぱり早口を意識しているのかなあ?まだ今日までは登場回数が少ないので何とも言えませんが・・・・。

 とかく・・・・「答弁書」が泣いている気がしてならず、もったいないなあという印象が残る2日目。今日は職員の残業も楽々回避できる時間に終了。明日は傍聴側がメモの走り書きくらいできるような応答をしてもらえるようにお願いしようかしら。

投稿者 hisaka : 2008年12月02日

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