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2008年11月20日

ネットリテラシーのこと

 市のホームページでようやく報告が掲載されました。せっかくスタートさせた「市政メールモニター制度」の出鼻をくじくような出来事。メールモニターとして登録をしてして下さった市民の方から・・・・事故発生当日に連絡をいただいたので、担当課に今後の対応を問い合わせていたところです。おぼろげな記憶ですが、確か・・・昨日くらいまでは「市政メールモニター」の登録者募集の告知がホームページ上でもされていたのですが・・・・。

 このような事故は他にも発生しているとのことで、合わせて教えていただいたのですが・・・・。

◆内閣府から「国政モニター」のメアド流出 BCCをTOに
2008年4月11日
「内閣府大臣官房政府広報室」からの発表

◆経済産業省 特許庁
2007年10月23日2008年2月27日

特許庁は、一度やって、4ヶ月して同じ失敗をまた。


 ということのようです。これについてはネットリテラシーのことと深く関わるとのご指摘で、「Bccを本来の使い方以外に使っているために、おこるべきしておきた事故だと思います。」というわけです。私自身もネットリテラシーについては人に指摘できるほどに技量を持ち合わせているわけでもありませんが、個人情報を取り扱っているとの職員意識の希薄さということについては、USBメモリーの紛失などでも反省を重ねてきた点なので、やはり事故防止のための措置をとらねばなりません。「Bccを使用するということは、一定の確率で人為的なミスが発生する可能性が高いので、基本的は『Bccは使用しない』を基本姿勢にすべき。」が必要だと言います。

 民間企業などでは社員全員が毎年Web研修を受講して、当たり前でわかっていることを再確認する場を持っている場合も少なくありません。

 財団法人インターネット協会が実施する「インターネット ルール&マナー検定(ビジネス版)」もあるようですが、このような検定を活用しながらネットリテラシーを磨くことは一つの手法と言えます。

 市民の方にいろいろと教えていただけることは本当にありがたいことですね。これって市に対する市民提案としてもとても有効なものだと思います。やはり「人」が操作をするわけなので、「全くミスはしない」を前提にすることは難しい→そのためにどんなことに取組むのか?・・・ということになるでしょう。昨年のUSBメモリー紛失事件以降に多摩市ではどんなことに取り組んできたのでしょう。「電子メール取扱いの基準を徹底し、職員の認識をさらに高めてまいります。」というだけで対応しきれない気がします。


 「人のフリ見て我がフリ直せ」・・・私も「ネットリテラシー」を身につけていかなければなりません。

 明日は一般質問の通告書の提出締切です。私は「多摩市の図書館政策について~「わたしのまちの図書館」づくりのために~」をテーマにしました。

投稿者 hisaka : 2008年11月20日

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