« 議会費削減の目標達成?! | メイン | 改革は進むか? 議会改革の行方はいかに。 »

2008年11月11日

戦没者追悼式に出席

 毎年行われている戦没者追悼式に参列しました。これまではやまばとホールが会場でしたが、昨年から会場が関戸公民館のヴィータホールに変更しています。私は・・・と言えば、今年初めて参列をしました。市長、市議会議長、都知事(はもちろん代理の方)、遺族会代表の方が追悼文を読み上げ、その後で来賓者は一人一人氏名の点呼があり献花をし、続いて一般参列者が準じ献花を行うとの次第になっています。これは毎年の決まったかたちのようです。

 とても立派な祭壇が準備されており、「平服でお越しください」との案内がなされているものの黒ネクタイなど礼服で身なりをぴちっと整えた方ばかり・・・・恐縮してしまいました。市長も市議会議長も都知事も「平和」に言及し、安心で安全なまちにしていきたいと誓っていました。遺族会代表の方も「戦争は二度と繰り返してはいけない。」と発言なさっていました。

 この追悼式・・・・年々一般参列者は少なくなっているそうです。みなさん毎年歳を重ねることを考えるとわかることです。若い世代が引き継ぐ、受け継ぐ世代になっていく‘はず’なわけですが、このような追悼式の行事もいつまで続くのかは年月との見合いになるのかもしれないと思ったりしました。追悼式を毎年一度でも行うことは「戦争」「平和」に心を寄せることにもなり、決して無意味なことではないと思います。しかし、これから先・・・・何十年も開催し続けることができるのだろうか?開催するとしたらどんな形につないでいけるのだろうか?・・・・・それについては考えさせられるのが現実です。


 議長は自身の追悼の辞で「風化している」との表現を用いていましたが、年月を重ねていく中で意識や認識が希薄化することに歯止めをかけるのは何にも増して難しいことと言わざるを得ません。でも、戦争で家族を失った悲しみを今でもなお心に抱えながら暮らす方々は日本にも、そして海外に目を転じれば存在するのです。今日の追悼式でも一般参列者の中に涙を拭う方がおられました。その悲しみを察することしかできない私ですが「非戦・平和」が多くの犠牲の上にあることを再確認させられた気がします。気持ちが清められたような一日でした。

 
 久しぶりに???・・・・というか、足を運ぶのはまだ数を数えるほどで5回目。午後から多摩センターの図書館本館に伺いました。「広すぎる」との批判もありますが、たっぷりとした空間に市民の方がゆったりと読み物をされている姿に、「時間の流れ方が違う場所」だと感じました。次の一般質問は多摩市の図書館のことを考えてみようかなと思っていて、館長にヒアリングをしてみましたが・・・・どういう角度から質問しようかとなかなか絞り込めずにいます。


 ☆図書館に関するご意見などありましたら、ぜひお寄せください。
  →hisaka_box@yahoo.co.jp


 ☆ほうれんそう第72号(10・11月)を掲載しました。

投稿者 hisaka : 2008年11月11日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1864