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2008年09月19日

決算特別委員会 その①

 今日から決算特別委員会。初日なので総括‘的’な質疑からスタート。総括的質疑と言うのは、言ってみれば「何を尋ねても許される質疑の時間」。

 多摩市の決算特別委員会のやり方は‘この業界’の巷では結構注目されているので、浜松市議の鈴木めぐみさんがご自身の定例会の合間に傍聴に来られていました。傍聴した感想として「市長が決算特別委員会に出席しているの!」と驚いていたことと、部長たちが原稿無しで舌滑らかに饒舌にペラペラ、すらすらと議員の質疑に対応して答弁していることに「いやー、全然違う。うちの市では考えられない。」と述べていました。そしてまた、議員も原稿無しで質疑をしていることにもいささか驚いていました。特に、自民党系議員さんが質疑をしていることにもびっくりしていました。一言で表現すれば「レベルが高い」となるのかも?!

 地方議会は自治体ごとによってその運営方法もさまざま、議員のありようも随分と異なるのです。


 ところで、今日の総括会議では市長がメンバーになっている「無駄ゼロ会議」のことを引き合いに出す議員がいました。「無駄ゼロ会議」って正式名称は「行政支出総点検会議」っていうもので、そのメンバーには宮崎県知事も。そこに市長が名を連ねているわけですが、多摩市の行財政改革が評価されてのことなの?!・・・・「不適切な支出を徹底的に是正」することに取組むようですが、「徹底的に!」という言葉がかなりポイントですね。徹底的といいながら、最後のところで腰砕けになってしまわないことを臨むものですね。最終局面でおかしな政治力に負けてしまうことのないように。


 とりあえず、今日は昨年の財政運営の全体像などを尋ねる質疑が中心で、細かな支出部分に対する議会のチェックその他は来週以降に。今回の決算特別委員会は議員同士の意見交換という初めての試みがあるわけですが、どんな風に意見交換が展開されるのかが「誰にも分からず」手探り状態なところが面白い?!浜松市議会からは鈴木さんではない議員さんが今度は意見交換の場を傍聴に来られるのだそうです。


 多摩市議会ってそんなに注目されるほど大した取組みをしているとは思えないのですが・・・・。

投稿者 hisaka : 2008年09月19日

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