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2008年09月05日

9月定例会 一般質問5日目

 一般質問の最終日。今日は医療環境の整備の辻さんの質問からスタートしました。辻さんの質問には新型インフルエンザのことにも少し触れていましたが、都の保健所と協力して訓練を行っていくというような感じのことでしか答えはなく、多摩市が独自でどういう対策をとっているのかまで踏みこんだ答弁を獲得するまでの突込みがなくて残念。私の聞いているところによると「これから、対策については考えていきたい。」という感じで、庁内の具体的な取組みとか危機管理マニュアルも作成されていないのが現状です。

 それに・・・・これってどこが中心的に対策をしていくのかもいまいちよくわからない。都の保健所・・・との関係となると健康福祉部の健康課が中心になりそうなものの、いわゆる市民の安全管理という点で言えば「防災課」が担当になりそうな感じもします。なぜなら、毒ガスとかテロ対策などなどの危機管理に備える「国民保護計画」は防災課の範疇に入るので。

 新型インフルエンザ対策についてはその必要性が言われていることを考えると多摩市も一応は考えておく必要があるでしょうね。それがどのくらい実効性を持てるものなのかはわかりませんが。


 災害対策といえば、最低3日分の食糧は自己責任で準備しておくことが必要だそうです。我が家は無対策に近いので、毎年この時期になると反省をするのですが・・・・。

 

 今日は交通マナーに関して質問をした議員さんが「ルールの守れない大人がいるから、子どももルールを守らない」という主張をされていました。確かにルールって守るべきものだとは思いますが、「おかしなルール」がこの世の中にはたくさんあることもまた事実。もちろんルールにもさまざまな段階と内容があると思っていますが・・・。そういうルールを市民的な合意の下で時代、社会環境にあって見直していくことが必要ですね。


 というわけで、私が今、頭を悩ませているのは多摩市の「防犯条例」の制定のこと。「犯罪のない安全なまちづくり条例」の制定について。防犯に対する市民的な要望はとても高いけれど、そこに条例の制定までが必要なのかどうか・・・なかなか判断に迷うところです。市民が自主的に地域で行なっているパトロール活動その他については市民活動支援という切り口でいくらでも支援することが可能です。あえて、「市民の防犯意識を高揚するため」と謳いこんで条例を設置することは必要なのかなあと。市民と警察とが連携をするというイメージも私はあんまり肌感覚では好きにはなれないですし。
 週明けに始まる補正予算ではこの条例に関連する「協議会」の設置などの必要経費が盛り込まれているのでこちらに賛成するかどうかも結構判断に迷ったりしています。


 週末・・・明日は北諏訪小学校で恒例の「こどもの王国」です。今年の担当はチョコバナナです。といっても、当日お手伝いをするだけで、明日までの事前準備は全て地域の方にお任せ状態なのですが。そして明後日は「あいさつ運動」です。両方とも青少協地区委員会の活動です。

投稿者 hisaka : 2008年09月05日

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