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2008年09月17日

9月定例会 ありすぎる公共施設はどうなるのか?

 ストックマネジメント(資産管理)計画と公共施設の配置のあり方特別委員会が開催されましたが、傍聴にはいけなかったのでどんな状況だったのかと委員会のメンバーに聞いたところ・・・・「うーん。」と首をかしげていたので、おそらく議論やらがいまいちな進み具合だったのではないかと察しました。何と言うか・・・・「やまばとホール」の存続について意見交換するときは、‘存廃’という争点が明確だったこともあり、議論がしやすかったのかもしれませんね。しかし、最終的な議論の方向性や目標についてもまだ見えていない状況で、特別委員会の議論の行方がどこに向いて進んでいくのか・・・行方知れずの面もありそう。 
 私たちの会派としては「公共施設の縮減」ということを考えるべきだと主張していますが、「なくす」を主張するのははっきり言って風当たりも強いし、決して楽なことではなく・・・・仮にも、現在利用している市民がいる施設などを廃止するともなれば、市民の権利を奪う「鬼」みたいな言われ方をするのが本当に辛いところ。市議会議員も立場さまざま・・・・・でも、みんな市民を悪くしようとか、市民の権利を制限しようとか、奪おうとか・・・・・そんな風に考えている人はいないと思うんだけれど。


 というわけで、明日は議会改革特別委員会がありますが、こちらの委員会は立場さまざまな議員どうしもとりあえずは「議会改革」を真っ向から否定する人はいないので、向いている方向は決して同一でなくても、まあまあ穏便に進んでいると言えるのかも?!

 そう・・・明日はもう一つとても大事な会議が開催されます。多摩市初!「まちづくり条例」に基づく調整会議が行われることになったそうです。建設環境常任委員会でも近隣住民からの陳情が提出されていましたが(審査結果は趣旨採択でした)、聖ヶ丘と馬引沢の間にある斜面地(ニュータウン開発は既に過去のものとし、良好な住環境を形成する云々の理想まで捨てているのか?!都市再生機構が売りさばいた土地)に建設が予定されているマンション計画の件で開催されるとの話です。

 これって傍聴できる会議なのかしら?


 調整会と明日の特別委員会が同時刻から開催されるので私は傍聴できないのですが、どんな調整会になるのか興味深いです。公平中立に会が運営されるのかどうか・・・・とか気になるところもありますので。

 <映画会>の宣伝です。よかったら、ぜひ!監督さんのトークもあります。

★★★『船、山にのぼる』上映会のお知らせ★★★

船頭多くして「船、山にのぼる」話じゃなくて、村人の気持ちが一つになることで「船、山にのぼる」を実現した話。

…たくさんの木が船になって、森に帰っていく。地域の人々の想いもゆっくり引越して、村の真ん中の樹齢500年の大きな木も大移動。ダム水没地で繰り広げられた12年に及ぶ森の引越しプロジェクトを描く…

「故郷が水没する」という圧倒的なマイナス状況の中で、コミュニティや環境に対し、アートに何ができるか?

空撮フンダンの壮大なドキュメンタリー映画。三多摩では初上映。ダム建設の是非は別途問題あり、ですが、この日は爽やかな秋の一日、ゆったりとしたひと時をお楽しみください!

■9月23日(火・休)
  ①11:00~12:30  
  ②14:00~15:30
  各回開場15分前
  各回上映終了後、本田孝義監督トーク

■ベルブ永山ホール(永山公民館5F)

■前売り券 800円(当日券 1,000円)
 小中学生 500円
 全席自由、未就学児無料

■上映作品の詳細、チケットのネット前売予約は
⇒http://www.taenoha.com/fune/fune.html

■前売チケット販売店
 ・多摩センター:福祉ショップ「きずな」
 ・永山:ベルブ永山3Fはらっぱ内「あしたや」
 ・聖蹟桜ヶ丘:ヴィータ7F「風」
 ・鶴牧商店街:「カフェ・ドゥードゥー」(落合側)

投稿者 hisaka : 2008年09月17日

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