« 「保証人を探すのが大変です。」 | メイン | 市議会の研修 »

2008年08月04日

種々雑多な報告。

 今日は午前中は議会改革特別委員会の世話人会で、今週木曜日に行われる委員会に向けた打合せをしました。次の委員会では「討議する議会」をテーマにした意見交換に入りますが、色々と議論を重ねていて思うことは・・・・・・「現在の制度や仕組みの中でも議論することができるのではないか?」ということ。取り立てて新しい仕組みを導入しなくとも、現行の枠組みを活用しきれていない面が多分にありそう・・・・その思いがますます募っているのはどうやら私だけではなさそうです。

 つまり・・・・「卵が先か、ひよこが先か」の議論に終始したくはありませんが、どんなにいい仕組みが合ってもそれを活用できる人がいなければ・・・・という話と通じるものがあり、結局のところ行き着く先には議員一人ひとりの認識や意識の問題にぶち当たるということです。今でも例えば・・・・委員会などでわざわざ休憩を取って意見交換や議論をしていることをやめるだけでも随分な変化だと思います。「休憩を取る」ということは「議事録に残らない」ということで、思い出すのは自治基本条例を議論していた頃の総務常任委員会の議事録で「開会します」・・・・「暫時休憩します」・・・・・・「本日の会議はこれにて終了します」という数行しか記録されていない(ひどい)ものです。


 今は、なるべく休憩を取らないで意見交換をするようにと各常任委員会の委員長は議事運営を進行しているように思っていますが、それでも「休憩」なくしては意見交換できない場合があることもまた事実です。

 「よほどのことがない限りは休憩はしない」(よほど・・・の判断が難しいが)とささやかにでもルールをつくることだけでも改革が大幅に前進するような気がします


 さて、午後からは民主党東京都連の男女共同参画委員会の政策勉強会に参加し、大沢真知子さんから「ワークライフバランスを日本の中でどう実現していくのか」という講演を伺いました。講演内容はほぼこちらでの対談どおりかなって思いますが、「多様な働き方が選べるようで選べない状況」を変えていくためには雇用主である企業が変わっていかないことにはどうにもならない。企業行動を大きく変えていく、それを誘導するための政策をつくることが必要です。そのためには政権交代を・・・というのが民主党の主張になっていくと理解しています。ワークライフバランスの問題は性別を問わずすべての市民の課題です。ワークライフバランスの講演会には男性の参加者が多いとの話もありました。
 みんな・・・頭の中ではわかっていることなのにな。


 情報化時代は常に知の更新をしていかなければいけない社会。疲労回復にも時間がかかる社会らしいのです。


 疲労の回復を仕切らずにどんどんと知の更新と詰め込みだけをしていくとすれば精神的に飽和状況なり、追い込まれていくことが想像に難くありません。私の中では何とかしないと・・・・との気持ちだけが空回りしています。

 ところで、賛否両論あるものの今日は構想日本が自民党のプロジェクトチームとで文部科学省の事業仕分け作業を実施しました。今日と明日の2日間・・できれば傍聴に行きたかったのですが。面白い結果が出ているようです。改めての報告が楽しみです。
 構想日本では事業仕分けをさまざまな自治体でも実施をしており、7月末には町田市でも行ったとか。「どかどかと他人がやってくることに納得いかない」と話す人もいますが、その意見にも頷けるわけですが、それ以上に「無駄遣いという感覚」に麻痺を来たしている状況もありそうな気がして、外部から指摘されることの重要性も感じたりします。


 
 それから、もう一つ。昨日・・・西葛西の「親子カフェ」まで行ってきました。ママたちのくつろぎ空間で大盛況でした。日曜日だったので家族連れで楽しむ風景もありました。・・・・・今のところ東京の東地域を中心に展開しているようですが、多摩市などでも十分にニーズがありそうで、場所さえあれば・・・・なんて思ったりしました。新しいタイプの子育て広場登場・・・と言った感じです。

投稿者 hisaka : 2008年08月04日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1794