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2008年06月20日

6月定例会 議会運営委員会

 いよいよ6月定例会も最終日本会議を迎えます。それに先立ち、議会運営委員会では議事日程や議事内容確認し、決定しました。今回は、静々と行われた定例会だったので、混沌とした雰囲気はなく最終日も滞りなく終了を迎えると思います。
 

 というわけで、上記最終日の議事日程だけを決めると同時に・・・・次回9月定例会の予定までも概ね決定してしまうのが本日議題の一つ。まだ終わらないうちに次の予定が示されるなんて~・・・って感じです。


 9月定例会は決算特別委員会も開催されます。閉会中になる7月8月ですが、休む暇はありませんね。なぜなら決算特別委員会の運営方法など準備しなければならないことも山積みだからです。


 ところで、多摩市議会の決算特別委員会のやり方というのは、全国からも注目されているのです♪昨年・・・副議長の安藤さんが全国市議会議長会の研修会にて発表をしたところ大反響・・・・・多摩市議会への視察申込みは増加の一途。例えば、私も参加する予定のフォーラムでも多摩市議会の決算の取組みが紹介される予定になっています(って、実は議長の藤原さんも議会改革分科会で発言するんです。多摩市議会の取組みが先駆的、先進事例として評価されているのかも?!)。
 つまり、何気に・・・多摩市議会は市民にはまだまだ認知度が低いものの孤軍奮闘中で色々とチャレンジしてきたとも言えるのかな。


 しかし、果たして・・・・決算審査の取組みがどのくらいの成果を上げているかと言えば、疑問の声が上がっていることも事実。もともと何か答えがあったり、完成モデルがあるものではなく、単によりよい議会のパフォーマンス向上を目指そうとする取り組みに過ぎないとも言えてしまうので。常に試行錯誤の産物と受け止めることが可能です。

 ですので、今年度の決算特別委員会についても従前通りに淡々と進めていけばいいわけでなく、昨年度よりももっと決算審査が有効に生かされるようにすべく取組みに改善を加えていかねばなリません。オタオタしているとあっという間に9月になってしまいます。とかく昨年度以上のパフォーマンスが出せるような手法を編み出す必要性についてだけ議員の共通認識があるので、今後9月までの2ヶ月間にある程度まで決算特別委員会の運営手法やらも検討を急がねばなりません。一度の議論だけで結論が出せるような簡単なものではないのです。


 ・・・・・・・・そんなこんなで、議会では常任委員会が勉強会を開催したり、調査活動を進めたり、議会改革特別委員会、ストックマネジメントの特別委員会・・・・・・さらには決算特別委員会の準備やらも加わるので議会事務局は大忙し。職員には心の中で「どうもありがとうございます。」と頭を下げながら、さらに忙しくさせてしまう私たち議員。

 うーん・・・・これが議会の活性化なのだろうか?たぶん・・・そうなのだと思います。議会事務局職員の増員を考えたいものですね。そうしないとこれ以上に忙しくはなれないような気がします。市長は議会と「切磋琢磨」(市長の座右の銘)したいとおっしゃっているのですが、心から議会に切磋琢磨の相手になって欲しいとの気持ちがあるのであれば、ぜひとも職員の増員をお願いします。


 さて、一点ご報告。今日は毎年恒例の議員研修についても話題になりました。今年度は「ストックマネジメント」をテーマに専門家に話を伺うことになりました。ちなみに議員研修はだいたい講演会形式で進めてきましたが、「市民からはぜひとも傍聴させて欲しい」という要望にどう応えていけるのかが議論に。しかし、傍聴の必要性を感じないという意見もあったので、また今年度も市民からは「密室」と批判される議員研修のありようを前提にしか議論されないことがいささか残念(忸怩たる思いになるが)。まさにここは「議会改革が進むか?」・・・・との不安と懸念材料になっている部分の一つだったのですが、今年も「開かれた議会」に近づけず?!(議員研修を公開したから「開かれた議会」になるとも思えない・・・というのもまた事実かもしれませんが)

 週末にかけて、雨模様ですね。明日は多摩ニュータウン学会の総会と会員向けの研究会です。研究会はご関心のある方であればご参加いただけると思います。

投稿者 hisaka : 2008年06月20日

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