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2008年06月13日

6月定例会 建設環境常任委員会

 今日の委員会では市道路線の廃止・認定と陳情2件が審査され、協議会ではごみの現状、ニュータウンの建替えのこと等報告がありました。

 陳情は通学路・生活道路になっている市道(狭い)にトラックの通行があり、危険なので対応をしてもらいたいという願いでしたが、既に事業者も周辺住民の方との協議調整をしてきた経過の説明などもあり、結果的には「趣旨採択」に。以前は1日に110台ものトラックが行き来していたようですが、今は35台にまで減数していることなど具体的な事実も報告されていました。既存区域にはニュータウン地域とは異なる生活課題を抱えていることがわかります。ニュータウン地域の子どもたちは歩車道分離で生活しているので、交通安全に対する認識は少し低いのかもしれません。
 もう1件の陳情については、中沢地域地区の整備に関わる問題だったのですが、同趣旨の内容で2つの要望事項を乗せて提出していた陳情を一旦取下げ、1つの要望事項に絞って再提出されたものということもありほとんど意見交換もなく「採択」という結果でした。


 私は今日は報告事項であるごみの現状に関することを聞きに行ったのですが、4月からスタートした有料化に伴ってごみの減量効果が発揮されているようです。またプラスチックの分別についても4月には間違えて混入していたものなど残渣が20トンあったとの話ですが、5月の調査では5トンまで減ってきたとのこと。市民の方にも随分と定着してきている様子が報告されていました。
 また、エコプラザでのプラスチックの圧縮についても大気環境調査の報告がありましたが、それについても基準値との比較では今のところ遜色はないということでした。
 

 ところで諏訪2丁目の建替え問題ですが、現在進行中のところまでの報告に留まったものの、17階建てになるという構想段階でのスケッチに対し、まちづくりの観点から問題が指摘されていました。静かなる関心と注目が集まっている建替えの行方が今後どうなっていくのか。住民決議の時期もしばらくまた先送りされそうとの話もあります。多摩市にとってもニュータウンの再生(って建て替えだけではないと思うけれど)はまちの課題としては大きくて無視することができません。諏訪2丁目の場合にも住民の平均年齢が62歳を超えるということで、高年齢者の不安を取り除きながら物事を進めていけるのかどうか・・・・。まさに「居住福祉」に密接に関わる問題です。
 建替えというのは住み慣れた地域にずっと住み続けるということとイコールにできるのかどうか・・・・。一旦取り壊され、新たな装いで生まれ変わる場所は「住み慣れた」という感覚とぴったり一致するものではないのかもしれませんね。また、住民の方とお話をしてみたいと思っています。


 週末やってきます。青少年問題協議会の会議その他・・・・暇ではありませんが、議会活動がひと段落し、毎日に少しばかりの気持ちのゆとりが持てています。

投稿者 hisaka : 2008年06月13日

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