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2008年06月04日

6月定例会 一般質問3日目

 一般質問の中日が終了しました。新年度始まってからまもないこともあり、6月の定例会は一般質問に始まり一般質問に終わる感じです。例えば私が所属している文教常任委員会でも委員会として審査をする案件は一つもないので、私にとっても明日の発言順が終わると一気に緊張感から解放されることと思います。

 明日の発言のテーマは障害児・者歯科診療事業についてが主になる予定です。ちょうど公式ホームページでも報告書が掲載されていますが、その内容と課題を踏まえて今後の取り組みについて尋ねていきたいと考えています。


 今日は多摩センターに「特急」を停車させることでブランド力が向上するだろうという提案がなされていました。私は特急通過駅だった永山駅に「急行」が停車したことで利便性に格段の違いを感じている一人で、また特急の復活で永山駅がないがしろにされるのはいささか不満です。それにしても、特急が停車するかどうかで街のイメージやブランド力UPにつながるのかどうか疑問もあります・・・・。でも、多摩センター駅に特急を復活させる会(?)という感じの名称のグループがあって京王電鉄の本社に要望を届けに行ったとのエピソードまで披露されていました。永山駅がまた特急通過駅になったら困るなあ・・・・と内心思っていました。


 ところで、今日は住田さんが「自治体再構築時代の文化行政」というテーマで一般質問をしていました。理念的、観念的な話題というのはわかりにくさがあり、ある意味で高尚な議論というかハイレベルでの論争に挑んだという感じです。確かに小難しい議論だと思うわけですが、実は本当は政策の根本的な考え方や方向性を問うということは、そういう考え方の根幹に触れて議論をしていくことが必要なのではないかと改めて考えさせられました。
 地方議会の光景について、「おねだり」「陳情」するだけの議員と揶揄されることが多々ありますが、その批判を超えることができるのかどうか・・・・。議会改革で理想とする像と私も含めて議員の現状とを照らし合わせて考えてみると「うーん・・・」と首を傾げたくなるかも。正直、質問をする私たち議員も、答弁する側の市長を含め行政側も従来どおりの手法に甘んじて安穏とはしていられないでしょうね。批判や非難を乗り越えるためには相当な努力を要しそうです。


 
 それにしても、答弁席に座っている部長さんたちも「自分のところに質問が飛んできそう。」というときには緊張感があり、発言している議員の一字一句を聞き逃さないようにと真剣なんですが、それ以外の場合にはすっかりと「我・・・・関せず」とばかりにリラックスモードがスイッチONされているのがよくわかるのも面白いですね。縦割り行政って本当にテリトリーがはっきりと分かれているんだなあとマジマジと思ってしまいます。

投稿者 hisaka : 2008年06月04日

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