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2008年06月03日

6月定例会 一般質問2日目

 今日2日目は教育委員会に対する質問が続きました。ようやく就任から半年が経過した教育長はご自身が答弁に立ち、教育者としての経験を踏まえた答弁を下さるのが新鮮な感じがします。発言側の議員との視点が相違する場合にはそのことをはっきりと述べてくださるのでわかりやすいですね。何となくはぐらかして、その場が凌げればホッとする・・・みたいな感じではないところに個人的には好感が持てます。


 しかし・・・・「のれんに腕押し」


 これは、今日のトップバッターで発言した向井さんが教育委員会に対して贈った言葉でした。「なしのつぶて」って気持ちは本当によくわかります。でも、私がこれまでに経験しているよりは「マシ」って思います。なので、私には教育長の答弁が新鮮に感じるのかもしれません。


 今日の教育委員会への質問では、形骸化しているとの指摘が度々なされる学校運営連絡協議会に子どもを参画させ、子どもの意見表明権を保障し、子どもの主体性を生かすことのできる環境整備のことから、学校選択制の是非、武道教育のこと、市内の都立高校と中学校との連携というこれまた幅広い分野でした。4月に異動してきたばかりでまだまだ要領得ていない参事(都教委から送り込まれてくる指導室長)が度々答弁に立つ場面がありましたが、議員のことを「先生」と呼んでいました。「先生から今、ご指摘をいただきましたように・・・・・」というような感じで。多摩市議会では議員のことを「先生」って呼ばないのが一般的ですが、参事は「議員」=「先生」と呼ぶことが経験上身に染みているのかもしれませんね・・・。違和感ありました。


 ところで、「切磋琢磨」・・・といえば、市長が頻繁に使用する言葉ですが、これは市長の「座右の銘」なんだそうです。

 武内さんの質問で「農業振興計画」の改定に向けて「何も考えていない」ことが明らかにされた気がします。内部事情まではよくわかりませんが、少なくとも議場での部長答弁だけで判断するとなれば「多摩市には農の政策が皆無」という感じがしました。「都市農業を守る」ってこれからますます重要になると思っています。食糧自給率の低さも指摘されていますが、「市民の食卓をどうやって守ることができるのか」について、都や国の責任・・・と言い逃れしているわけにもいかないような気がします。今更、多摩市内だけに目を向けて、どんなに頑張ったとしても「地産地消」で全ての市民が暮らせるようにはならないと思っていますが「農」という観点で協定を結べるような交流都市とか友好都市を持つということとか・・・・何かできる気がしています。

 明日も一般質問が続きます。

投稿者 hisaka : 2008年06月03日

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