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2008年03月20日

パルテノン多摩の今後は?

 夜にパルテノン多摩の評議会に出席。その席上で感じたのは「悶々とした空気」。

 パルテノン多摩が存在する以上は運営していかねばならない。けれども、財政的には厳しい状況で、それを打開するだけの明るい話題提供や企画提案がそんなに次々とは沸いてこない・・・・・。(それは評議会の一員である私の自己反省も含めて)


 ・・・ってこんな状況だから?


 今年度は20周年を迎え、来年度は指定管理者になって3年目。新しい取組みをしていきたいとするものの、前途多難といった雰囲気がなぜか流れてしまうのは何故?


 会議の雰囲気がどうも重たい感じがしてしまう理由の分析についてずっと考えながら、自席に座り続けていたわけですが、私なりにどうしてこうなってしまうのかを考えて・・・・今日のところは「味方が少ないから。」という答えに辿りついてみました。
 結局、「パルテノン多摩」は市民にもそこそこ知られてはいるものの、愛されている?施設ではないということになるのでしょうね。「なくては困る施設」という市民的な位置づけがまだまだ獲得できていないような気もします。

 来年度からは「市民のサポーター制度」の検討に入るそうですが、サポーターを増やすためにはまずはパルテノン多摩が市民にとってもっともっと「行きやすい」とか「使いやすい」とか・・・・そんな場所になる変わっていく必要があるように感じています。社会教育施設である公民館などとの違いを出そう出そうと気張って、「文化の殿堂」になってしまいすぎると市民との距離は離れていく気もしますし。


 「そんなに無理して運営するんだったら、別にしなくてもいいよ。」「なくてもいいよ。」なんて言われないようにしたいものです。そのためにはもっともっと市民の応援団を増やさないと・・・という危機感?にようやく友の会であるアテナクラブの他にも方策を探そうと動き始めたことはうれしいこと。「もう少し早くからやっていればよかったのに・・・」なんて今更言っても後のお祭り。


 
 とにかく知恵を出し合って、せっかくある施設を活かせるようにしたいものです。なかなか知恵のわかない私・・・・パルテノン多摩に対するご意見、ご提案随時募集しています。まずは、何だか「疲れきっている」パルテノン多摩の雰囲気を変えたいものです。そこが変われば、評議会のあの重苦しい雰囲気だって変わるような気もします。  

投稿者 hisaka : 2008年03月20日

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