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2008年03月04日

3月定例会 補正予算

 補正予算の審議が始まりました。628,146千円の減額補正になっています。プラス要因で大きなものと言えば、やはり多摩保育園用地の取得。相続が発生した場合などには買取りをする約束で賃貸借契約を結んできた事実もあり、その約束を反故することはできないでしょう。しかし、今日の質疑ではその買取価格は不動産の鑑定を実施をしたというものの335,000千円で提案されており、「評価額が高すぎるのではないか。」という指摘がなされました。当該地周辺で取引された土地の価格等も参考にしているということですが・・・・。

 ところで、民間保育所補助金に対する補正への質疑では現在のところ待機児が約150人ほど発生する見込みだとか。2009年(平成21年)を目指して建物の改築を進めている園と場所の移転を予定している園があり、それぞれ現在の定員が170人から180人へ、36人から63人へと拡大する方向ですが、それであってもまだまだ不足状況が続きそうです。特に多摩センター地域の‘あの’マンション開発を見れば一目瞭然・・・・需要が増えていることと思います。あの地域は大丈夫?という感じで、保育所も待機児ですが、学童クラブもパンク状態。来年度予算では南鶴牧小学校内の学童クラブ新設が予定されています。今後少子化が進むことがわかっていながら、需要増への対応を図らねばならず、なかなか難しいところです。


 補正予算全体的にはそれほど大きな論点を抱えているものではありません。明日に引継ぎ審議が進むこととなりました。

 今日は各議員の質疑を聞いていて、思わず、行政側に反論するのではなく、発言をしている議員に対し反論をしたいというか、意見内容の真意をもう一度尋ねてみたい・・・・という気持ちになる場面がありました。やはり今のスタイルを変え、議員同士での議論をしたほうがより建設的で説得性のある結論が出されるように思います。そしてまた個々人の議員の見解も議員同士で質しあうこともできるでしょうし。議場の誰が聞いていても「少々理不尽ではないか?」と思えるような意見や注文もあったりするので・・・・・。

 それに、一議員の個人的な見解で質疑なども行政側は「痛くも痒くもない」って感じでしか受け止めないのではないか・・・・?とも思える今日この頃。最近は市長も余裕の表情で議員の質問や質疑を受け流している感じに見えますし。
 私が国民保護協議会(国民保護法に基づいて実施される会議)は年に一度しか開催しないにもかかわらず欠席者があることは疑問だと指摘をすると「会議のメンバーの方はとてもお忙しいので、最大公約数の方で会議を開くことが私の責務。」とさらりと軽い答弁がありました。それ以上私は追求もしませんでしたが、「・・・・・あっ、その程度なんだ。やっぱり。」と思いました。結局は市長のさらっとした答弁は「とりあえず、やってます。」っていうパフォーマンスにしかなっていないことを感じさせるものでしたね。「だったら、解散だな。」という野次も聞こえていました。私自身、国民保護法に対して積極的な立場をとってきたわけでもありませんが、どうせやるなら、たったの「年に一度」・・・・せめて全員が顔合わせできるようにすればいいのにと思うのはお節介だったかもしれません。

投稿者 hisaka : 2008年03月04日

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