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2008年02月21日

予算審議に向けて。

 明日の正午が予算書に関わる資料要求の締切日です。会派で集まり、予算の審議にどんな資料が必要なのかなど検討をするために集まったのですが、結局は予算書を1ページ目からめくりつつ、途中で意見交換などをしつつ・・・時間を終えてしまいました。

 寝心地の悪い枕にできる分厚い予算書ですが、予算特別委員会でこの内容を全て網羅して審議をすることはとうてい不可能。ポイントとなるところだけしか質疑できません。それはどの議員も同じこと。一人当たり30分の持ち時間しかなく、ちょっと内容を詳しく聞こうと思うとあっという間に時間を消化してしまいます。その時間だけで市長の提案してきた予算内容を審議するとしても大部分はスルーしてしまうというか・・・・・・・・・・・。lそこで、現在は予算特別委員会は5日間ですが、これをもう少し増やすのはどうかと思っています。仮に、現行のスケジュールを前提にしながら考えれば、予算審議時間を増やした分、どこかで日程を削る必要が生じます。そうでなければ、会期を延ばすということも考えられますが、今でさえ、議会開会中はどうしても上司(部長)不在になり市役所内部の動き的には停滞しがち・・・・・そのことを思うと何かもう少し上手な議会運営を検討してもいいかなと思います。
 ・・・・というか、市長と議員(議会)でのやりとりは今までどおりで、議員同士での議論の時間を増やしてもいいのかもしれませんね。

 結局のところ予算審議の中で質疑をし、さまざま注文をつけたところで最終的に「可決」してしまえば、批判的な内容の質疑などもあってなかったようなものと化してしまう・・・・・「総論賛成各論反対」「各論賛成総論反対」・・・・・・議員は常にどちらかの立場。大事なことは市長がどこまで「反対」の意を汲み取りながら市政運営を行うのかだと思っていますが・・・・・「可決した」「議会は賛成」ということだけで進んでいくのが今までの傾向。そのあたりは、ひとえにその時々の長のスタンスにもよるのかもしれませんね。

 
 明日は議会運営委員会です。明日一日だけで従来の予算審議の手法(ただ単に市長に各々会派や議員が質疑をして終わるだけ)を変えていくことはできないと思いますが、これからは議員同士で議論する時間がどこかで確保できるような議会運営を目指したいものです。

投稿者 hisaka : 2008年02月21日

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