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2008年02月18日

議会で答弁する人は?

 あっというまに来週26日から今年第一回定例会が開催されるので、お約束の1週間前(土日の除く)。今日は一般質問の事前通告の締切でした。体調を崩されている1名の方、そして議長は除く24名の議員が一般質問をするという盛況ぶり?・・・・・毎回毎回、全議員が一般質問をする議会は全国的には珍しいようですね。

 さて、私は再び・・・・「発達障害児支援」のことと「教育委員会」のことについて尋ねることにしました。発達障害児支援のことは6月定例会から毎回毎回取り上げさせてもらっていて、担当者からは「もうやめて!」なのかもしれませんが、毎回毎回の質問項目にはなっているものの、結局は再質問する時間が十分にとれていないので、私としてはいつも消化不良気味。・・・・というよりは、あまりにも毎回毎回取り上げすぎて明らかになったことは、そんなに簡単に事態は変わらないということ。当然といえば当然ことですが、市長の経営改革などは「スピーディ」を売りにしているのは周知のこと。なおかつ「総力を上げて」とか「一丸となって」とか「横の連携を強化して」ということを繰り返し発言し、そのために副市長二人制にしたのは決して記憶に古くはなし。
 なので、私としては「なるほど!副市長が二人いることの意味が実感できた。」となれるといいなといつもいつも感じているわけです。殊・・・・「発達障害児支援」のことに関しては市長も優先課題に位置づけているようですし、そうなるとますます毎回のチェックとフォローが必要になります。私のみならず、他の議員の方からも後押しされているのがこの課題。市長も迷わずに・・・・そして着実に・・・・現場の声を聞きながらよりよい方向を目指すことが可能です。ポイントは「現場の声を聞きながら」ということかもしれませんが。


 ところで、先般12月定例会の一般質問では「教育委員会」に対し、私が課題だと感じているいくつかの点を指摘しました。教育委員会の会議は「議事録」になっているところだけを読めば、本当に形骸化していると言わざるを得ません。実は教育委員会は正式な会議の前段で「協議会」を開催していますが、そちらは傍聴することができません。もちろん、個人情報に関わることがあれば傍聴が制限されなければなりませんが、そうでない限り、教育委員同士の議論を覗いてみたいものです。多摩市の教育施策はどのような議論を経て、確定されていくのでしょうね。ベールに包まれたままです。
 
 今回は4月からの組織改正を見据え、教育委員会がどう変わっていくのか、もしくは変わろうとしているのかを尋ねることにしました。なおかつ、事前通告の中では答弁者を指名する欄があるのですが、わざわざ「教育委員長」としてみました。通常は「教育長」とするわけですが、ぜひとも「教育委員長」の答弁を聞きたいと思ったからです。
 しかし、「教育委員長」に答弁を求めたところで、その必要性があるかないかも含めてご本人が判断されるわけで、たぶん・・・・我が多摩市の教育委員長はその発言について「教育長」に委ねるのだろうと思われます。
 私が「教育委員長」を指名していることもあり、事務局では色々と調べてくれたようです。何せ、教育委員長はこれまで一度も(少なくとも私が議員になってからは)議会に出席されたことはありませんし。議長が求めれば出席しなければならないようですけど(?)。いずれにしても、多摩市の場合には「教育委員長」は教育委員会事務局長である「教育長」に対し、議会対応は全権委任しているのでしょうね。私はたまには????教育委員長が議会に出席してもいいのではないかと思いますが。

  
  閑話休題。


 
 今日はお昼頃市長が会派の部屋に突然来られました。「副市長の人事」に対してどういう考えなのかを尋ねられました。民主党TAMAではこれから議論をすることになっていて、まとまった見解は出ていません。でも私は「副市長を一名増やしたことで、市民にそのことの意味や意義を伝えきれない。」という理由で市長が提案されている人物がどんな方であるのかを知る前に、今の段階で「どうしても必要だと市民に伝えられない。」ことをお伝えしました。

投稿者 hisaka : 2008年02月18日

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